ウーディネの地に立つ三木聡監督

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現地時間4月19日、第15回ファー・イースト映画祭のワールドプレミアで『俺俺』(5月25日公開)が世界初上映され、三木聡監督と亀梨和也が舞台挨拶に登壇した。

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映画祭の皮切りとなるオープニングフィルムとして唯一、日本映画として選ばれた本作。ファー・イースト映画祭では過去、三木聡監督の特集上映も行われ、また欧州でも人気の高い亀梨和也主演作品ということもあってか、約1200席ある上映チケットを取るために6時から行列ができ、22時30分上映という遅い時間にも関わらず、4階まである場内は満員の観客で埋め尽くされた。

上映前舞台挨拶に登壇した三木監督と亀梨。映画祭二度目の参加となる三木監督は「再びウーディネに来られて嬉しいです」と、亀梨は「ボンジョルノ!ウーディネに来られて幸せです」と、各々がイタリア語で挨拶すると、歓迎の拍手と歓声であふれ、最高潮の盛り上がりを見せた。

その後、世界初となる観客と共に本作を観賞。オレオレ詐欺をしたことから自分と同じ顔の“俺”が現れ増殖していくというストーリーで、主人公の均が初めて別の“俺”に遭遇するシーンでは場内がはっとし、最大7人の“俺”が同カット上に登場するシーンでは驚嘆の声が上がった。亀梨演じる濃いキャラクターの言動や、三木監督独特の間合いに笑いが起こるなど、観客のエキサイティングした反応をダイレクトに感じた監督と亀梨は、強い手応えを感じたようだ。上映終了後は、立ち上がって会場全体に手を振ると、この日一番の拍手に包まれた。作品に感動、熱狂した観客が監督と亀梨のところに押し寄せるなど、ふたりは感無量の笑顔で交流。イタリアだけでなく世界中から集まったマスコミと観客に囲まれ、熱気冷めやらぬ夜となった。

上映後の交流を無事に終えた亀梨和也は「楽しかったです。今日は初めて尽くしで、そもそも映画祭自体も参加するのが初めてですし、お客様と一緒に映画を見るということも初めてだったので、リアクションが楽しかったです。拍手が起こった時は感動しました。国は関係なく誰にでも楽しんでもらえる作品だと改めて感じました。早く日本の皆様にも見てもらいたいです!日本の皆様のリアクションももっと楽しみです!」と興奮気味に語り、三木聡脚本も「亀梨くんの人気はウーディネでもすごかったですね。俺の数倍はあった(笑)。亀梨の芝居が海外に羽ばたいていきましたね。亀梨くん、次の作品、また出ない!?(笑)」と冗談を交えつつコメント。ふたりともに十分な手応えを感じ取って、いよいよ『俺俺』は日本凱旋を果たす。【Movie Walker】