『俺俺』上映で盛り上がる会場の様子
 - 写真:中山治美

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 KAT-TUN・亀梨和也の主演映画『俺俺』が現地時間19日、イタリア北部で開催中の第15回ウディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミア上映された。会場には地元イタリアはもちろん、隣国のスイスや香港からも亀梨ファンが駆けつけ、映画祭スタッフも「映画祭史上こんな盛り上がりは初めて」と目を白黒させていた。

 上映は23時からと夜遅かったにもかかわらず、1,200席が満席となる盛況ぶり。そこに亀梨が三木聡監督と共に登壇するとファンのボルテージは一気に上昇。舞台挨拶に立った亀梨が「ウディネに来られて幸せです」とイタリア語であいさつすると、あちこちから「キャーッ!」という黄色い声が飛んだ。

 同作品は作家・星野智幸の同名小説が原作。主人公がふとした弾みでオレオレ詐欺を働いてしまって以降、なぜか“俺”の増殖が始まり、ついには増えすぎた“俺”が互いを“削除”し始めるという不条理劇。亀梨が高校生から巨乳美女まで、33役を演じることでも話題だ。

 同映画祭では2008年に三木監督特集が組まれており、おなじみの予想だにしない展開と個性的な登場人物が繰り広げるギャグの連発に、観客から何度も笑いが起きる好反応。さらに上映後は、亀梨の元へファンが押し寄せ、亀梨は約40分にわたってサインに応じていた。

 亀梨も「コンサートでたまに海外の方たちが来てくれるのは知っていましたけど、ここまでとは感動しました。何せ僕にとっては映画祭も初参加なら、観客と一緒に映画を観賞するのも初めてという初めて尽くし。映画祭は憧れだったのですごくうれしいですね」と興奮しきりだった。

 そんなワールドワイドな亀梨人気を目の当たりにした三木監督は、早速「次回作も俺の映画に出ない?」と出演交渉。亀梨が「いつでも出ます」と快諾すると、「次は赤じゅうたんを歩いてみたいですね」と2人で更なる野望を語り合っていた。(取材・文:中山治美)

映画『俺俺』は5月25日より全国公開