Fiat社とExor社の会長であるジョン・エルカンが、FWズラタン・イブラヒモビッチの移籍騒動と距離をおいた。

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイブラヒモビッチはイタリア復帰が噂になっている。夫人がミラノで家を探しているとの報道があった。エルカンは19日、「イブラヒモビッチがユヴェントスに? 家をミラノで探しているそうだが…」と話した。

ユヴェントスのファンは、来シーズンに向けてトッププレーヤーを求めている。イブラヒモビッチに関する質問の際、エルカンは少し皮肉をこめた笑みを浮かべて、ユヴェントスについて話をした。

「ここからすべての試合がスクデットに向けたもの。それは日曜日のミラン戦も含まれる」

ミラン戦に向けて調整を続けるユヴェントスでは、DFレオナルド・ボヌッチが『スカイ』のインタビューに応じている。

「調子の良いチームが相手だ。2013年になってから、彼らは良い結果を残して証明しているね。それは僕たちのさらなるモチベーションになる。前半戦の対戦では負けているしね。リベンジしたいし、もちろん結果を残せばスクデット(セリエA優勝)にもっと迫ることができる」

ボヌッチにとって、成績をつけるのはまだ先のことだ。

「目標を達成した後で、明確にしたい。僕たちは数字の上でイタリア王者であることを決めなければいけないよ。ユヴェントスのようなチームでプレーするときは、勝利に執着しなければいけない。つまり、いつも高い集中力を維持しなければいけないんだ。モチベーションを高く、謙虚な気持ちを忘れてはいけない。前半戦の対戦では、それらが少し欠けていた。ただ、そこから成長が始まったんだ」

ミランFWマリオ・バロテッリは、ユヴェントス戦に出場できない。

「バロテッリは本当にすごい選手だ。まだ伸びしろもある。世界トップレベルのアタッカーだ。彼と対戦するときは、警戒しなければいけないよ。でも、それは(FWジャンパオロ・)パッツィーニでも、(FWステファン・)エル・シャーラウィでも、(FWエムバイェ・)ニアンが相手でも同じだ。ミランには、ユヴェントスを恐れさせることができるアタッカーがたくさんいる。でも、僕たちはホームで勝ち点3を取りたいと思っているよ」

「チャンピオンズリーグでは大きな経験を得た。コッパ・イタリアは運がなかったね。でも、僕たちはユーヴェだよ。常勝を強いられているね」