日本百貨店協会が2013年3月の全国百貨店売上高を発表し、既存ベースで前年同月比3.9%増と3ヶ月連続のプラスになった。都市部を中心に、高額商材が好調に推移。3ヶ月以上連続で売上高が前年実績を上回るのは、2005年12月以来となる。

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 商材別では、例年に比べて気温が高く好天の日が続いたことで春物を中心に衣料品が前年同月比4.8%増と活発に動いたほか、高額商材が全体を押し上げた。今年に入って、株価上昇に伴う資産効果や景気回復への期待感を背景にした消費意欲の高まりから高額商材の好調が続いており、3月はラグジュアリーブランドなどの身の回り品が9.2%、宝飾品や高級時計を含む美術・宝飾・貴金属は15.6%増加した。

 地域別では、6.4%増の東京や9.0%増の大阪など10都市が増床・改装効果も加わり3ヶ月連続のプラス成長を達成。また10都市以外の地方も0.7%増と4ヶ月ぶりにプラスに転じ、「都市部で活発な高額商材の動きが地方にも波及していると言えるのでは」(日本百貨店協会・広報担当者)という。そのほか、訪日外国人の客数増加も加わり、全体の伸び幅は2007年6月の5.5%増に次ぐ大幅な伸びを示した。