理系のための恋愛論 (476) 恋と友情、恋と義務のバランスを上手にとるには
それでは、同じように恋に夢中になっている相手の女の子はどのように、恋と友情、恋と義務と付き合っているのでしょう。
まず、女の子同士の場合、友達になるときになんとなく、「この子は、彼氏ができたら友達付き合いが頻繁ではなくなるタイプだな」とか、「彼氏を優先にして、2番目は友達との付き合いだね」とかいうことが、わかってしまうものなのです。ですから自然と、恋愛が大事で、恋愛中は彼氏優先という女の子同士が仲良くなっていたり、彼氏もだけど女の子の付き合い優先、女子同士できゃっきゃしたい子同士が集まってきたりするものなのです。
ですから、苦言などを呈される前に、「ほらほら、今のままじゃまずいのではないかい?」「もうちょっと周囲もみてみようねー」と気付かされるチャンスがたくさんあるわけなのです。
男の子同士ですと、恋愛についてじっくり語り合うだとか、いちいちあれこれ友人に話をするだとかいうのは、照れくさいかと思います。ですが、身近にいる頼れる女子の友人などでしたら、恋愛について話しやすいはずです。自分ひとりで、甘い秘密を抱え込むのも楽しいものですが、そのために周囲に心配されたり、温かく見守られたり、「ふられたら、そのうち戻ってくるだろうから待ってよう」なんて思われてしまう前に、自分から誰かに話をして、恋と友情、恋と義務に上手に付き合ってほしいところです。
大切なのは、恋と友情、恋と義務にどうバランスをとっていくかということ。いっぽうにあまりにも比重が傾いてしまうことのないよう、うまくバランスをとってみいってほしいと思います。
それから、一度バランスのとり方に失敗したら、2回目3回目は同じ過ちを繰り返さないように注意してみるといいかもしれません。 冷静に恋愛なんてできないし、してほしくもないのですけれど、大人なバランス感覚は心の片隅のどこかで忘れないでいるように、がんばってみてほしいところです。
酒井冬雪です。男の人って、隠し事をするのが上手というタイプはけっこう少ないので、イロイロとバレバレなことが多いものです。なんというか……かわいいですね。では、またねー。