理系のための恋愛論 (476) 恋と友情、恋と義務のバランスを上手にとるには

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彼女ができたとき、好きな女の子とうまくいってしまいそうなとき、自分では気付かないうちに周りが見えなくなってしまってしまうこと、よくあるものです。

「あったあった、そういうの」と顔をしかめた男性は、好きな女の子に夢中になって、その他のことがおろそかになってしまった経験のある自分に後でちゃんと気がついたという証拠です。次に同じような状況に陥ったときはきっと、なんとか同じ過ちを回避しようとがんばれると思います。ちょっと心配なのは、むしろ、「オレに限って、好きな女子ができたぐらいで周りがみえなくなるわけがない。あはは」と笑い飛ばしてしまう男子かもしれません。

今日は、恋してしまったとき、恋と友情、恋と義務にどのように向き合っていけばいいのか?という問題について考えてみることにします。

「そんなことあるはずがない」と、思ってしまう男性が後を絶たないものですが、好きな女の子ができると、彼女に向かってまっしぐらで、他のことがおそろかになってしまうというのは、よくあることです。

●定期的に付き合っている友人の誘いにまったく乗らなくなってしまった。週に一度は飲みに行ったり、出かけたりしていた友人との付き合いにまったく顔を出していない。

●一日中、何かにつけて彼女とメールやメッセージのやりとりをしている。仕事や学校の休み時間だけでなく、仕事中、授業中にもケータイをチェックしている自分がいる。そうこうしているうちに、徹夜で電話などで話し込んだり、メッセのやりとりなどをしてしまう日々が続き、翌日の仕事や勉強にさしさわりがではじめた。

●彼女のためなら何でもしてあげたいと思っているので、最優先は彼女のことになり、プレゼントをしまくったり、プライベートな時間のほとんどを彼女のために使ったりしている。

●そのため、家族の約束や、やらなければならない手伝い、自分の担当する家事などをドタキャンしたり、スルーしたり。実は、家族に心配をかけはじめた。

●しばらくすると、友人や家族に「付き合い悪くない?」「前々からの約束を破るなんて、どうかと思う?」と自分の非を指摘されて、イラッとしたりそんなことはないと思ったりで、苦言を呈してくる相手をさけるようになってしまった。

●周囲からあれこれ言われたくないがために、こそこそと隠し事をしたり、ウソをついたりするようになってきた。

●心配などしてもらわなくても、自分はやるべきことをちゃんとしているし、そこまで彼女にのめりこんでいるわけではない。干渉しないでほしいと、友人や家族、親しい知人のことが面倒に思えてきた。

●というわりに、彼女とべったりしている時間が長いせいで、生活に支障をきたしはじめていて、ついには学校や仕事に行くのに遅刻をし、時にはサボってしまうこともあるのだった。

いいのです。こんなふうになってしまっても、恋は盲目状態で、大好きな人に夢中になってしまってもいいのです。中学生、高校生だったら、もしくは20才未満でしたら、一度はこんなふうに、女の子に夢中になってしまってもいいと思います。ですが、30代、40代になってこういった状況に陥ってしまうと、周囲の仕事仲間や趣味や付き合いの友達、家族にもけっこうな迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

また、もし万が一、彼女にフラれてしまったときに、何事もなかったかのように、友人や家族のとことに戻って、以前と同じように親しく楽しく付き合うのか? そう考えると、上記のような行動をしていた場合、がちょっと恥ずかしいというか、気まずい部分が出てきてしまい、向こうよりも自分が友人を避けたり、ぎこちない態度をとるようになってしまったり、といった事態にもなりかねません。