スタジオを視察する鈴木寛・参院議員

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インターネットによる選挙活動を認める改正公職選挙法が2013年4月19日、成立した。7月の参院選に向け、ネット選挙解禁を見据えた動きが本格化する。

早速20日には、民主党の鈴木寛・参院議員(元文部科学副大臣、党広報委員長)が、東京・新宿に発信拠点となる「すずかんコラボスタジオ」(略称・すずスタ)をオープンする。

討論会開催、ネット中継も

新宿駅南側の新宿タカシマヤ近くにトレーラーハウスを設置。コワーキングスペースとして気軽に利用でき、鈴木氏ら民主党議員との直接対話に加え、スマートフォンの利用者がメールアドレスなどを交換できる「デジタル握手」や、Facebook(フェイスブック)などのSNSを駆使した有権者との対話などITツールを積極活用。経済や教育、子育てなど専門家のゲストを招いた討論会も開催し、ネット中継も交えた「熟議」を目指す。

情報社会学者として慶応大学で教鞭を振るっていた約15年前からネット選挙導入を提唱してきた鈴木氏。「やっと法案が成立した」19日の午後、喜びにひたる間もなく、スタジオの準備状況を視察した。ネット上で民主党に対する辛辣な書き込みが相次ぐ中、鈴木氏は「現状のネットでは声の大きな一部の人たちの意見が目立つが、サイレントマジョリティもいる。多様な意見に触れる機会を増やし、熟議を深めたい」と意気込んでいた。