初日首位の亜斗夢、3つスコアを落とすも上位キープで決勝へ(撮影:米山聡明)

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<東建ホームメイトカップ 2日目◇19日◇東建多度CC名古屋(7,081ヤード・パー71)>
 男子ツアー国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日、ほぼ無名の状態から首位に立った選手がいた。熊本県出身の24歳・重永亜斗夢である。重永は2008年に日本大学を中退後プロ転向、しかしその年に左手首を痛め一時ゴルフができない時期を経験するなどプロとしてはこれまで辛い時期を過ごしてきた。
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 そんな重永の転機となったのは昨年結婚し、娘を授かったこと。「去年結婚して、娘と妻のためにも頑張らなければと思いました」守るものができたことで“やるしかない”と一念発起した重永は昨年のファイナルQTで3位に入り、今季の前半戦の出場権を獲得した。
 そして「東建ホームメイトカップ」初日。6バーディ1ボギーの“66”をマークし首位タイに立った重永は、2日目も4バーディ5ボギー1ダブルボギーと出入りの激しい内容でスコアを3つ落としたが、トータル2アンダー単独5位タイと初優勝に向けて好位置をキープした。
 「2日目はOBを打ったり、池に入れたり“ダメな日”かなって思いましたけど、結果的に開き直れたのがよかったです」と2日目のプレーを振り返った重永。今大会はパットが好調で「先週クロスハンドにグリップを変えて良くなりました。初日2日とバーディがいっぱい取れているのはパットのおかげですね」と今大会の躍進を支えている。「もう充分頑張ったので、残りの3日4日は気楽にやりたいですね。無欲で戦います」と初優勝は意識せず自然体で残りの2日間を戦っていく。
 ちなみに印象的な亜斗夢という名前は「どんなことでもいいからアジアで一番になってほしい」という両親の願いが込められているとのこと。それについて重永は「1番なんて全然考えてないです。自分のできることをするだけです」と話した。

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