【調査】「ネット人格」事情―SNSとリアルでは人格を使い分けしている、4割以上

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SNSのサービス数や利用者数がますます伸びている一方で、SNSにおいて友人・知人だけでなく、仕事関係の人や、全く知らない人とつながりを持つ人も増えてきました。

その結果、SNS上で「ソーハラ=ソーシャルハラスメント」を受けたり、自由に投稿ができない、自分のありのままの姿を表現できないといった問題も生じています。

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この件について、SNS(ソーシャルネットワークサービス)ユーザーの20〜30代男女300名を対象に、SNSにおける自己表現がどのようになっているのか「SNS上の人格事情」をテーマにトレンド総研が調査を実施しました。

まず「アカウントを持っているSNS」に関する質問では、89%の人がtwitterと回答。使ってない人は10人に1人というところまで手が届きそうな勢いです。

そして、「友人知人に知らせていないアカウントがありますか?」という質問に対しては「ある」と回答した人が37%と約4割近くを占めています。
これについては、匿名性か実名制かで知らせる相手を選んでいるケースもあるようで、「匿名で登録しているメディアと実名で登録しているメディアとでは投稿内容を変えてる?」という質問に対しては、52%もの人が「変えている」と答えています。
変えている理由については、「仕事関係のものと趣味のものをわけたいので」(30代・男性)という意見や、「自分だとバレたくないので」(30代・女性)といった意見が上げられています。

その他、「SNS上とリアルで人格を使い分けている?」という質問には25%の人が「意識的に使い分けている」、16.3%の人が「無意識のうちに変わっている」、計41.3%もの人が「ある」と回答。
対して「周囲に、SNSとリアルとで、人格が異なると感じる人はいる?」という質問には38.2%の人が「普通」と回答しています。

SNSが誕生して10年。その間、様々な問題が起きては消え起きては消えを繰り返しています。
海外では実名で登録しているユーザーほど発言力が認められるなどの傾向がありますが、日本の場合では個人情報保護の観点からそれらはあまり重要視されていません。

そうした事もあり、特に日本では「情報公開する相手を選ぶ」「SNS上とリアルでは人格を変える」という事が当たり前として受け止められているのかもしれないですね。

SNSはある意味自分の「情報発信基地」。発信する相手や場所を考えて対応するのが、今のインターネットの新しいTPOなのかもしれません。

 
▼あなたがアカウントを持っているSNSは何?
・Twitter:89.3%
・Facebook:69.0%
・mixi:62.0%

▼日常的に使っているSNSは何?
・Twitter:74.0%
・Facebook:60.3%
・mixi:37.0%

▼友人や知人に、利用していることを知らせていないソーシャルメディアはある?
・ある:37.3%
・ない:35.3%
・全て知らせている:27.3%

▼SNSには匿名で登録している?
・Facebook:20.8%
・Twitter:80.6%
・Mobage:90.0%
・GREE:88.0%

▼匿名で登録しているメディアと実名で登録しているメディアとでは投稿内容を変えてる?
・変えている:52.7%
・変えてない:47.3%

▼SNS(Facebook、Twitter、mixi、ブログなど)とリアル(実際)で人格を使い分けてる?
・意識的に使い分けている:25.3%
・無意識のうちに変わっている:16.3%

⇒「意識的に使い分けている:25.3%」と答えた人に「SNSごとに人格を使い分けていますか?」
・使い分けている:66.7%

▼周囲に、SNSとリアルとで、人格が異なると感じる人はいる?
・いる:36.7%

⇒「いる」と解答した人に「ソーシャルメディア上とリアルで人格が異なる人を見てどのように感じますか?」

・普通だと思う:38.2%
・どちらが本性なのか分からなくなる:30.9%
・その人の本心を知ることができると思う:24.5%
・面白いと思う:21.8%
・怖いと思う:18.2%
・気持ち悪いと思う:13.6%
・今後の接し方を考える:10.0%
・その人の新たな魅力が感じられやすく思う:5.5%
・親近感がわく:2.7%
・その他:3.6%

●調査概要
・調査期間:2013年3月8日〜3月11日
・調査方法:インターネット調査  
・調査対象:20〜30代 男女300名
※事前調査で、何らかのSNSのアカウントを持っていると回答した方