「藁の楯」カンヌコンペ出品へ、三池監督「ビックリ&光栄です」。

写真拡大

4月26日に公開される三池崇史監督のスリル&サスペンス映画「藁の楯 わらのたて」が、第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決定した。

世界三大映画祭のひとつ・カンヌ国際映画祭のコンペ部門は、世界中の2,000〜3,000本の映画の中から、わずか20本前後しか選ばれない狭き門。今年は福山雅治主演×是枝裕和監督の「そして父になる」も出品が決まっており、日本からはこの2作品が最高賞であるパルム・ドールを目指すことになる。

三池監督が、台湾新幹線や開通直前の高速道路でのロケを敢行するなど、日本映画の限界に挑戦した本作。映画出演オファーを受ける前から原作を読んでいた主演の大沢たかおも「映画化されるならハリウッドがするだろうと思っていた。日本映画でこの作品にトライすると聞いてすごいことだと思った」と語るなど、日本映画の枠を飛び出すハリウッド級のスケールと、葛藤を抱えながら任務を全うする強うも脆い人間の姿、次の世代への希望を繊細に描いている。

海外でも熱狂的な人気を誇る三池監督にとっては、「一命」に続く2度目のコンペ部門出品となるが、「コンペティションへの招待=ビックリ&光栄です。正直申しますと意外です。それだけに大感動です。だから、いい気になってレッドカーペットを歩いてこようと思います。それが、いい宣伝になって沢山の人に『藁の楯 わらのたて』を観ていただけると嬉しいです。そう、私はそんな小さい男です。しかし、小さいからこそ生み出せる映画がある。カンヌはそれを見逃さなかった。凄い映画祭だと思います。ありがとうカンヌ」と喜びのコメント。

一方、主演の大沢も「カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、心から嬉しいです。昨年の夏の撮影から、スタッフとキャストが一生懸命になって様々な挑戦をしながら完成させた映画です。世界中の映画の中から選ばれた事を光栄に思います」とコメントを寄せている。