東京都・23区内の駅のトイレ情報を網羅した地図本『ピンチ! マップ東京』

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新生活・新入学シーズン。新しい環境や慣れない生活で緊張の日々が続き、電車や駅で突然「お腹の調子が……」という方も多いはず。駅によっては、「和式トイレしかない」「トイレが改札の外にしかない」「個室が少ない」など、知らない駅での途中下車には不安がよぎる。

そんな経験をしたことがある人にオススメの書籍がマイナビより発売された『ピンチ! マップ東京』(価格:1,000円)。東京23区内のJR、私鉄、地下鉄全駅(約700駅)のトイレを完全調査したデータブックだ。

■駅のトイレ情報が一目でわかる!

『ピンチ! マップ東京』では、一駅ごとにトイレの場所や、和式・洋式・多機能トイレの数をデータとして掲載されており、特に重要なのが”トイレが改札内にあるかどうか”。この本を見れば、「次の駅のトイレは改札の外だし、個室も少なくて混んでそうだから、もう一駅我慢……」なんてこともできる。また、車椅子の人が利用しやすく、ベビーベッドなども備えられている”多機能トイレ”の有無も一目で確認できるため、身体の不自由な人や子連れの人にも便利だ。

データの収集は、編集部員と外部スタッフが手分けし、実際に駅を回って集めたとのことで、調査・編集期間は約3カ月。現在ではトイレの入り口に、点字で個室の場所が示された【触知案内板】が普及しているため、その情報なども使いながらの調査だが、案内板がない場所には男女の編集部員が行かなければならず、情報収集はなかなか大変だったという。「普段通勤では通過してしまう駅などすべての駅に降りたので、なかなか興味深い経験ができて、大変でしたが楽しかったです」(担当編集者)

■企画のきっかけは、担当編集者のトラウマ

この本が企画されたきっかけは、担当編集者の経験によるもの。数年前、通勤電車で突然猛烈な腹痛に襲われ、それ以来急行電車に乗るのが怖くなってしまった……そのトラウマから色々な駅のトイレの場所を覚えていたところ、「こういう悩みを抱えた人はたくさんいるのではないか」と思いつき、書籍の企画が始まったという。

このように、ストレスや緊張を感じると腹痛が慢性的に起きてしまうのは、「IBS」(過敏性腸症候群)という一種の現代病とされていて、悩みを抱える人も多いとされている。この本を一冊カバンに入れておいたり、事前に家で、自分が使う路線の情報を読んでおけば、それだけで安心感を得られるかもしれない。

■トイレだけでなく、様々な「ピンチ!」に役立つ情報も

また、この本ではトイレだけではなく、「体調が悪い」「お金がない」「終電を逃した」などのさまざまな”ピンチ!”にも対応できるよう、駅構内のドラッグストアやATMのほか、駅周辺のホテルやネットカフェ、コーヒーショップや蕎麦店などの情報も掲載されている。最近は、くつ修理店がある駅も多く、「ヒールが取れた」なんてことも多い女性とっては、このあたりも嬉しい情報といえそうだ。

ちなみに、担当編集者オススメのトイレは「京王線・明大前」のトイレ。理由は、「3月下旬にリニューアル工事がされたばかりなので、非常にキレイです」とのことだ。