<東建ホームメイトカップ 初日◇18日◇東建多度CC名古屋(7,081ヤード・パー71)>
 三重県にある東建多度CC名古屋を舞台に男子ツアー国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」が開幕した。4月2日(火)にプロ宣言し、今大会からプロとしてのキャリアをスタートさせる松山英樹は6バーディ2ボギーの“67”をマーク。首位と1打差、4位タイと好位置で初日を終えた。
松山英樹のスイングをチェック
 松山の注目度の高さを物語るようにスタートホールとなった10番ホールには大勢のギャラリーがつめかけ、松山のティショットに熱い視線。そんな中、松山の放ったティショットは大きく左に曲がり、ラフやカート道路よりもさらに左の雑草が生い茂る地帯へ。このショットについて松山は「いい球を打ったつもりが曲がってましたね。10番ではいいショットを打ちたかったです」と振り返った。結果セカンドはウェッジを使って真横に出しただけだったが、125ヤードのサードショットを2メートルにつけパーをセーブしたのはさすがの一言。プロとしての最初のスコアはパーとなった。
 1番でナイスパーをセーブした松山だがこの日は序盤からショットが乱れる。12番ではティショットを再び大きく曲げ左隣のホールに打ち込み、14番ではティショットを右に曲げ、横に出すだけのショットが木に当たって再び傾斜を下るトラブルでボギーとするなどティショットが左右にぶれる苦しい展開が続く。転機となったのは16番のショートホール。6番で打ったティショットはピン奥1メートルにつくスーパーショットでバーディを奪取し、続く17番ロングでもセカンドでグリーン奥のカラーまで運び連続バーディ。ここからからショットを徐々に修正し、流れを掴んでいく。
 後半に入ってからは時折フィニッシュで手を離す場面があるものの、フェアウェイをとらえる回数も増え、危なげないゴルフを展開。大勢のギャラリーが注目する18番パー4でも6メートルの上りのフックラインを読みきりバーディ締め。タイガー・ウッズ(米国)や石川遼など多くのスタープレーヤーと同じく最終ホールで魅せるゴルフを披露して初日のプレーを終えた。
 周囲の期待に応え4位タイ発進と好スタートを決めた結果とは裏腹に松山は「今日の内容では期待できないですね…」と話す。後半に入って修正されてきたように見えたショットも本人的には「最後まで微妙な感じだった」ようで好調なパットに助けられた印象が強いようだ。
 「もうちょっとショットを良くして、今日くらいパットが入ってくれれば、いい感じでいけるかもしれないですね」と淡々と語った松山。納得できる内容ではなかったかもしれないがまずはプロとしてのスタートを切った。ギャラリーを魅了するダイナミックなゴルフを武器にこれから松山がどこまで登っていくのか、大いに注目したい。
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