福山雅治が初の父親役を演じる「そして父になる」の一場面(C)2013「そして父になる」製作委員会

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是枝裕和監督、福山雅治主演「そして父になる」(10月5日公開)と三池崇史監督、大沢たかお主演「藁の楯 わらのたて」(4月26日公開)が、第66回カンヌ映画祭(5月15〜26日)のコンペティション部門に選出されたことが発表された。

「そして父になる」で初の父親役に挑んだ福山は、「情けないことに、自分という人間はキャパシティを越えたことが起こると、逆にピンとこないものなんだなと、妙な実感をしております(笑)。とはいえ、心から嬉しく光栄に思っております」と喜んでいる。映画祭開催期間中はドラマの撮影があるそうだが、「俳優人生においてこんな大舞台に行ける機会は二度とないかもしれないという思いで、何とか調整して晴れの舞台に立ってみたいです」とカンヌ入りを熱望した。

「誰も知らない」以来、9年ぶり3回目のコンペ入りを果たした是枝監督は、「生まれたばかりのこの映画が、どんなふうにあの場所で受け止められるのか? カンヌを出発点にどこまで遠く世界を旅できるのか? 今は期待と不安と半々ですが、福山さんはじめ、スタッフ、キャストと一緒にその一歩目をきちんと見届けてきたいと思います」とコメントを寄せた。

一方、「藁の楯 わらのたて」に主演した大沢は「カンヌ映画祭のコンペティション部門に選出され、心から嬉しいです。昨年の夏の撮影から、スタッフとキャストが一生懸命になってさまざまな挑戦をしながら完成させた映画です。世界中の映画の中から選ばれたことを光栄に思います」と関係者に謝意を示した。

三池監督にとっては、市川海老蔵主演作「一命」に続き2作連続のコンペ部門選出、3年連続での出品という快挙となる。それでも、「正直申しますと意外です。それだけに大感動です」とあくまでも謙虚な姿勢を崩さない。そして、「いい気になってレッドカーペットを歩いてこようと思います。それがいい宣伝になって、たくさんの人に『藁の楯』を見ていただけるとうれしいです。そう、私はそんな小さい男です。しかし、小さいからこそ生み出せる映画がある。カンヌはそれを見逃さなかった。すごい映画祭だと思います。ありがとうカンヌ」と話している。

今回のコンペティション部門は、スティーブン・スピルバーグが審査委員長を務める。日本の2作品が、世界中から集まる映画人たちへどのようなインパクトを放つのか目が離せない。

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