生命保険の見直しを考える理由のひとつに「保険料の支払いが苦しい」ことがある。だからといって、必要な保障まで削ってしまっては元も子もない。自分にあった保障は残しながら保険料を安くするには、どうすればいいのだろうか。引き続き、保険マンモス代表取締役の古川徹さんに教えてもらおう。

残された家族に必要なのは、
住宅費、生活費、教育費、生活立て直し資金

 生命保険を見直す際には、万一のときに残された家族にどんな経済的リスクがあるのか、つまり、いつまで、どのくらいの保障が必要なのかを正確に測定することが大切だ。

「残された家族に必要なお金には、住宅費や生活費、子どもの教育費、生活を立て直す費用があります」と古川さんは説明する。

 このうち住宅費は、持ち家で住宅ローンを組む際に団体信用生命保険に加入していれば、ローン返済中に契約者が死亡や高度障害になった場合、生命保険会社が残りのローンを支払ってくれるので、あまり心配はない。持ち家でない場合には、実家などに帰る方法もある。ただし、実家に戻れない場合には、賃貸住宅に住むことになるので、必要保障額を考える際に、家賃も考慮することになる。

「生活費は、一般的に一家の大黒柱である夫が亡くなった場合には、生前の70%程度必要だとされます。ただし、夫が会社員や公務員で、18歳未満の子どもがいる場合には、公的保障でまかなえる部分も多いので、それを差し引いた金額を民間の生命保険でカバーします」(古川さん)

 教育費は、現時点で残っている教育課程にかかる金額をトータルして考える。子どもが小学生6年生ならば、中学校、高校、大学にかかる教育費を考える。中学3年生ならば、高校と大学の分でOKだ。

「生活立て直し資金(葬儀、お墓費を含む)は、一般的なデータでは300万〜500万円程度かかるとされます。ただし、地域ややり方によって異なります」(古川さん)

いつか必ず必要になるお金は終身保険、
生活費や教育費は収入保障保険を

 では、これらのお金をどう用意すればいいのか。古川さんは「葬儀代やお墓の費用などいつか必ず必要になるお金は、保険期間が一生涯続く終身保険が適している」と提案する。

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