ランニングやウォーキング、サイクリングなどのトレーニングを記録する定番サービス「RunKeeper」【Androidアプリ】【iPhoneアプリ】

トレーニング追跡＆記録アプリの定番「RunKeeper」が日本語化！

これまでの健康ブームなどでウォーキングやジョギング、サイクリングなどの記録をして管理するということはさまざまな方法で行われてきました。

一番身近なのが歩数計でしょうし、最近では、歩数などから計算する活動量や睡眠量、食事量（カロリー）などをまとめて記録・管理する「ライフログツール」や「スマートトラッカー」といった製品が出てきています。

一方で、スマートフォン（スマホ）にもGPSや各種センサーが搭載されており、歩数や活動量、移動距離などを記録・管理するアプリが多数存在し、中でも、iOSおよびAndroidに対応している定番アプリが「RunKeeper」です。

このRunKeeperは、定番アプリながら日本語に対応していなかったのですが、ようやく日本語に対応したので、今回、3月に発売された「fitbit」や4月に発売された「UP by Jawbone」などと流行の兆しも見える製品のついでに、あらためてスマホにおけるライフログ＆トレーニングアプリとして紹介したいと思います。

RunKeeperは、iOSやAndroidを搭載した機種にRunKeeperのアプリをインストールすることで、ランニングなどを行った時の経路をGPSで測定し、移動距離を計測、その結果をWebサービス上に保存するクラウドサービスです。

保存した結果は、他の人と共有もでき、ソーシャルネットワークサービス（SNS）的な機能もあり、知り合いと相互に競争しながらトレーニングを行うこともできます。


iPhoneアプリでのトップ画面（左）とAndroidアプリでのトップ画面（右）。RunKeeperが日本語に対応！

今回は、普段利用しているAndroidアプリで紹介していきます。まず、起動すると自動的に言語が日本語に選択されます。

GPSで位置情報を計測するので、事前にGPSをオンにしておきます。その後、RunKeeperアプリを起動すると右上のGPS受信状況にアンテナバーが立ちます。Androidの機種によっては、位置情報の測位にやや時間がかかる場合があります。iPhoneは比較的早いですね。


GPS受信状況は、まずまず。

GPS受信ができたら、後は、画面下にある「スタート」をタップして、トレーニングを開始すればOKです。また、開始する前に、トレーニングの種類（ランニングやウォーキング、サイクリングなど）やワークアウトナビゲーションなどを選択しておきましょう。


アクティビティタイプ（左）とワークアウトトレーニングプランの選択画面

この他、なんとトレーニング（アクティビティ）やレースを生中継（ライブ中継）することもできるそうです。ただし、これは、月額4.99ドルまたは年額19.99ドルの課金が必要な有料サービスとなります。

あまり生中継するようなことはしていないので、試してみたことはなかったりしますが、ランニングなどで他の場所にいる人と距離を統一して生中継して競争といった使い方など、面白い使い方もできそうですね。


生中継もできる！？

トレーニング中は、設定にもよりますが、走行距離などを音声でナビゲーションしてくれるので、画面を見ることはほぼないと思います。音声ナビゲーションを利用するには、イヤホンマイクやBluetooth接続のワイヤレスイヤホンマイクなどを接続しましょう。


トレーニング実施中画面は、上部にトレーニング時間、左下に距離、右下に速度などが表示されています。

では、ディスプレイをオフにして、トレーニングを行います。もちろん、トレーニング中もリアルタイムで走行距離や走行速度、経路などの情報が更新されていきます。ディスプレイの右下にある右矢印をタップすると、Googleマップ上に移動した経路が表示されます。


左矢印からトレーニングのスプリット（左）、右矢印からGoogleマップ上に移動した経路が表示できます。

トレーニングが終わったらストップをタップしましょう。また、一時中断する場合には、一時停止をタップします。一時停止が終わったら再開をタップすれば、再開できます。

トレーニングを終了すると、トレーニングの記録を保存する画面が表示されます。このときに、TwitterやFacebookと連携しておくと、それぞれに結果を投稿できます。


トレーニング終了で、アクティビティを保存します。

トップ画面の上部にあるタブをタップすると、過去の記録などを閲覧できます。例えば「私」タブなら今週または先週のアクティビティや目標、今までの総距離など、「友達」タブならSNSでつながった人の最近のアクティビティの様子、「アクティビティ」タブなら最近の自分の結果を確認できます。


「私」タブ（左）と「友達」タブ。

「アクティビティ」タブ。

保存した結果は、パソコンなどのWebブラウザーで確認できます。Webブラウザーからは、知り合いなどの他の人のトレーニング結果も閲覧することもでき、ソーシャルネットワークサービス（SNS）的に利用することも可能となっています。


RunKeeperのWebサービスの画面。こちらからTwitterやFacebookの連携や各種設定なども行えます。

最後に、RunKeeperアプリの設定画面を紹介しておきましょう。



RunKeeperアプリの設定画面。

最近では、fitbitシリーズやUP by Jawbone、WM（わたしムーブ）などのスマホ連携できるライフログツール＆サービスも出はじめていますが、これらの製品だけでは、トレーニング中に音楽を聴いたりすることはできず、どっちにしてもスマホを持ってトレーニングしなければならないといったことがあるかと思います。

であるならば、はじめからこういったスマホで利用するライフログ＆トレーニングアプリを導入して、持っていくのは“スマホだけ”にしたほうが便利だという人もいると思います。自分の利用方法に適したツールを見つけてみて下さい。

記事執筆：memn0ck

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アプリ名：RunKeeper ランニングもウォーキングも GPS 追跡
価格：無料
カテゴリ：アプリケーション ＞ 健康＆フィットネス
開発者：FitnessKeeper, Inc.
バージョン：端末により異なります
ANDROID 要件：端末により異なります
Google Playストア：http://market.android.com/details?id=com.fitnesskeeper.runkeeper.pro

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アプリ名：RunKeeper - GPS Track Running Walking Cycling
価格：無料
カテゴリ：ヘルスケア／フィットネス
開発者：FitnessKeeper, Inc.
バージョン：3.2
言語：日本語, 英語, フランス語, ドイツ語, イタリア語, ポルトガル語, スペイン語
条件：iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.3 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store：http://itunes.apple.com/jp/app/id300235330?mt=8

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