アシックスとダンロップが業務提携 ゴルフシューズ分野で外資に対抗

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 アシックスとダンロップスポーツが4月17日、時事通信ホールで共同会見を開き、ゴルフシューズ分野で業務提携すると発表した。ダンロップスポーツは既存の「ゼクシオ」「スリクソン」に替え、共同企画した「アシックス」ブランドのゴルフシューズを2014年2月から国内で独占販売。2016年までに売上高10億円を達成し、ゴルフシューズ市場で業界トップ3を目指すという。

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 アシックスとダンロップスポーツの提携は、ダンロップスポーツの野尻恭社長が「国内のゴルフシューズ市場は外資の寡占化が進んでいる。同じ神戸のスポーツメーカーが提携して市場での地位を高める」と言うように、アシックスのブランド力とシューズに関する技術開発力、そしてダンロップスポーツのゴルフ分野における強固な販売網を活かして同市場トップまでシェアを拡大することが目的。両社およびその国内子会社が商品企画を進め、アシックスが開発・生産を行い、ダンロップスポーツが販売を担当。広告宣伝活動を強化してブランドの認知向上を図り、プロモーション活動が活発な外資ブランドに対抗する。なお今後「ゼクシオ」「スリクソン」のゴルフシューズについては、「アシックス」ブランドとのダブルネーム企画が検討されている。

 アシックスは2009年からゴルフシューズの取り組みを再強化。「あがり3ホールが違う」をキーワードに、片山晋呉プロとの共同開発商品などを展開している。会見に出席したアシックスCEOの尾山基氏は、ダンロップスポーツとの提携について「お互いの自立性を守るため、資本提携ではなく業務提携。強いところを掛け合わせていくというのも、新たなビジネスモデルになるのではないか。国内メーカーではゴルフ分野トップのダンロップスポーツに販売の全てを任せ、アシックスはものづくりの原点に戻り、企画・生産に専念する」とコメントした。