京都市の廃校が映画の劇場に! 映画スクール「シネマ・カレッジ」も開始

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京都府京都市とシマフィルムは、元・立誠小学校の教室を映画上映用のスペースとして活用する「立誠・シネマ・プロジェクト」を立ち上げた。映画の上映や、ワークショップ、トークイベント、ライブなどを開催する予定だという。

プロジェクトの舞台となる元・立誠小学校は木屋町(きやまち)通に面する建物で、1992年に廃校となった小学校。廃校後は校舎を利用してイベントを行うなど活用されていた。

このほど、地元地域との連携をベースに、京都市内の大学、劇場(京都シネマ、京都みなみ会館)、博物館(京都文化博物館)などとも協力関係を築き、プロジェクトを開始。それと並行して、映画のスクール=映画人発掘育成プロジェクト「シネマカレッジ京都」も立ち上がった。今後、映画の「シアター」と「スクール」の共存による相互的な効果を生み出していくという。

「シアター」の上映企画第一弾は、地元の委員会「日本映画原点の地・立誠」主催による、立誠小学校出身の谷口正晃監督特集を開催(4月27日〜5月3日)。10時30分〜12時40分は、「時をかける少女」(2010年公開)を上映。4月27日のみ、上映後に谷口監督の舞台あいさつを予定している。13時〜14時20分は「乱反射」(2011年公開)を上映。料金は1作品につき500円。

また、シマフィルムが京都で製作した最新作「太秦ヤコペッティ」(宮本杜朗監督)を全国劇場公開に先駆けての先行上映する(4月27日より封切り)。

同プロジェクトは最新作の紹介から、映画史上の重要なもの・埋もれたものに光を当てる企画、京都が世界に誇る映画的軌跡の紹介、時代やジャンルに偏らず幅広く「映画」を紹介する企画などを打ち出していくという。