明石家さんま、やしきたかじんから受けた「一生忘れられない恩」を語る

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13日、テレビ大阪系バラエティ「たかじん NO マネー GOLD」に明石家さんまがVTR出演し、やしきたかじんから受けた恩について語った。

同日のメイン企画は、ゴールデンタイム進出を記念し「毒舌王選手権」と題し、各界の有名人がたかじんに負けない毒舌を披露するというもの。えなりかずきや、環境評論家の武田邦彦氏らがそれぞれ過激なトークを繰り広げた。

明石家さんまはまず、食道がんから復帰したたかじんに「えー、どうも。ご無沙汰しております。明石家さんまです。復帰なされたということを聞いております。もう帰ってこないと思ってたんですけど、さすがに不死身のやしきたかじん、帰ってこられたので、心から喜んではいませんが、とにかく、ほんとにおめでとうございます」と皮肉まじりに祝いの言葉を贈り、早速スタジオの笑いを誘っていた。

ところがその後「毒舌王選手権」でさんまは、「僕は一生、やしきたかじんさんがどんな人であろうが、どんなに人に嫌われようが、僕はその恩を忘れられないので、非常に困っているんですけども」と告白。毒舌ではなく、たかじんとの若手時代のエピソードを語りはじめた。

さんまによれば、若手だった18〜19歳頃に、兄弟子の五所の家小禄さん(故人)と、京都の喫茶店で落語会を行ったことがあるという。しかしその日は台風だったため、チケットを持っているお客さんが来られなくなったとか。

さんまは当時の様子を「それでも喫茶店はオープンしてるし、台風来て、大雨降って。マスターが連絡してくれたのが、たかじんさんなんですよ」と語り、つまり全く観客のいなかった落語会に、女性と二人で駆けつけてくれたのが、たかじんだったと言うのだ。

そして「客席も二人、そして出演者も二人。それで、カウンターに寂しく『邪魔やな』と見つめるマスター。この5人だけが喫茶店に残りまして」「ずっと、面白くないのに、笑っていただいたやしきたかじんには、今でも感謝しております。ほんとに感謝しています。僕は忘れていません」と述べ、カメラの前で改めてたかじんに感謝した。

ただし、さんまの話にはいくつか細かい部分でくい違いがあったようだ。スタジオでVTRを見ていたたかじんは「僕がある女性とその喫茶店を手伝っていて、そこに場所を貸してくれ、ときた」「彼女が『貸したげて』って言うから、貸してあげた」と、そもそも場所を貸すきっかけになったのが、たかじんだったと言うのだ。

また、「喫茶店のマスターは、俺のスナックの知り合いのマスターに電話して、『見に来たって』って言うて、それで一人来た。無理矢理来たんが、その一人だけや」「二人座っとったんは、その喫茶店手伝うてた女性と俺の事や」と話している。つまり、客は全員たかじんの知り合いだったのだ。

その後、さんまが有名になり、たかじんに会った時に「その節は本当にありがとうございました」といきなり感謝されたため、たかじんは「何の話?」とびっくりしたという。喫茶店の一件を気にとめていなかったたかじんは、さんまに説明を受けてようやく思い出したそう。その後も、さんまはたかじんに会う度に、感謝の言葉をかけるのだとか。

VTRの最後にさんまは「大阪ローカルやよね? これね。たかじんさんの女性関係はあまり知らないんですけれど。お酒を飲んで、女に説教するという噂だけは聞いています。たかじんさんは酔うて憶えてはらないと思うんですけれど」「私のコレにも説教したことがあるんです。北新地のお店です」と冗談まじりに小指をたて、たかじんの説教癖を暴露している。ただし、これもあくまで形だけの「毒舌」で、最後は感謝の言葉で締めくくった。たかじんに対して「一生の恩」と感じているのは、大げさな表現ではなさそうだ。

たかじんは、さんまとの仲を「酒をのんだのは一、二回」と述べており、親友という訳ではないようだ。しかし、「忘れた頃に、なんかの加減で会うのよ」とも述べており、会う回数は少ないものの、不思議な縁で結ばれているという。「お笑い怪獣」明石家さんまは、「関西の毒舌王」やしきたかじんがいなければ、存在しなかったのかもしれない。

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