朝食の準備時間、主婦の78%が●分未満! 重視したい点は「簡単」「栄養」

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紀文食品は20〜60代の主婦を対象に、平日の朝食に関する意識調査を実施した。調査は3月22日・23日にかけて行われ、1,000人から回答が寄せられた。

まず、朝食を誰と食べるかについて聞いたところ、一番多かった回答が「ひとりで(33.8%)」だった。「家族全員で」は17.1%で、家族それぞれの生活サイクルの違いにより、家族全員で朝食を食べることが難しくなっている様子がうかがえる。

そこで、朝食を誰と一緒に食べるのが理想的かについて聞くと、「家族全員で(48.9%)」が最も多かった。次いで、「夫と(28.0%)」で、合わせると76.9%が、忙しい朝でも家族と一緒に朝食をとりたいと考えていることが分かった。

朝食メニューの作り分けについて質問すると、「全員が同じメニュー」は56.0%だったが、「家族に合わせて作り分けをする」という回答も42.4%と多かった。今後の朝食メニューの作り分けに対する意向について聞くと、「作り分けをしたいと思う」「余裕があれば、作り分けをしたい」の合計が43.3%となっている。

朝食の準備にかける時間について聞くと、10分未満(36.2%)が最も多かった。15分未満(23.8%)、5分未満(17.8%)を合わせると、77.8%が15分未満で準備しているようだ。有職女性と専業主婦で比較しても、有職女性が81.0%、専業主婦が76.4%とさほど差がなく、どちらも朝の忙しい時間をやりくりしている様子がうかがえる。

朝食を作る際、今後重視したい点について聞いたところ、「準備が簡単(70.7%)」が1位。以下、「栄養バランスが良い(61.9%)」、「手早く食べられる(50.8%)」、「野菜の摂取量を増やす(34.4%)」と続いた。