YouTubeに画質劣化機能『VHSモード』追加、ノイズと歪み大盛り

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自動手ぶれ補正や色補正、顔認識&匿名化(ぼかし)などアップロード動画の加工機能を積極的に導入する Google YouTubeチームが、最新の画像フィルタ機能「VHSモード」を公開しました。

プレーヤー右下のVHSカセット型アイコンをクリックすることで、どんな美麗なHD動画でも、ノイズまみれの歪んだアナログテープメディア風に再生できます。
Google+ のYouTube公式によると、VHSモードは世界初の商用ビデオカセットレコーダー(VCR, CTR)発売から57年を記念するため。57年前の1956年といえば、2インチ幅テープを使う Ampex VRX-1000 の発売日です。(参照:wikipedia『2インチVTR』)

VHSモードが有効な動画とそうでない動画の差はよくわかりませんが、Google公式チャンネル含め多数の動画でVHSカセットアイコンが表示されています(企業やメディアの公式チャンネルでは表示されない?)。

おそらくDoodle的な期間限定の趣向と思われますが、いつまで提供されるかは不明。有効にしたあと、一時停止してみるのがおすすめです。



サンプルに、古いVHSビデオデッキのCM集動画。もともとのソースが劣化している古い動画ではなく、最新の映画トレーラーなどで試すとまた趣があるかもしれません。次はGoogleサービス全般で有効な「Evilモード」の実装が待たれます。