故三國連太郎さん(左)、本木克英監督(右)
 - Junko Kimura / Getty Images(左)

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 14日朝9時18分に急性呼吸不全のため都内の病院で亡くなった俳優・三國連太郎さん(享年90歳)を追悼して、映画『釣りバカ日誌』シリーズ3作品で監督を務めた本木克英がコメントを発表した。

 「助監督であった『利休』(勅使河原宏監督)から『釣りバカ日誌』シリーズまで、身内のように親しくさせて頂いた」と親密な間柄だったことを明かした本木。

 『釣りバカ日誌イレブン』(1999年)、『釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇』(2001年)、『釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!』(2002年)でメガホンを取ったが、「書き込んで真っ赤になった台本を前に、いつも議論を重ねた。役への妥協なき探究心だけでなく、喜劇論や、巨匠監督の逸話など、多くを学んだ。日本映画全盛期を支えた大名優でありながら気さくに接して下さった優しいお人柄も忘れられない」と三國さんとの思い出を振り返る。

 また、「この一年体調が悪く心配していたが、1月にお見舞いに伺ったのが最後となり、無念に思うばかりである」と悲痛な様子を見せた。三國さんの訃報には「スーさん、ハマちゃん」コンビを演じてきた西田敏行が「私のスーさんが逝きました」などと悲しみをあらわにするなど、業界内から多くの哀悼が寄せられている。(編集部・小松芙未)