「釣りバカ日誌19」イベントに出席した三國連太郎さん(2008年10月撮影)

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日本映画界を代表する俳優の三國連太郎さんが、4月14日に都内の病院で死去していたことがわかった。享年90歳。三國さんにとって、原田眞人監督作「わが母の記」が遺作となった。

三國さんは、群馬・太田出身。昭和26年に「善魔」(木下惠介監督)で主人公の新聞記者役に抜てきされ、銀幕デビューを果たす。「飢餓海峡」「異母兄弟」「復讐するは我にあり」など多くの作品に出演し、映画史に残る名演技を後世に残した。

近年では、「釣りバカ日誌」シリーズ(1988〜2009)に出演。“スーさん”の愛称で親しまれ、西田敏行との軽妙な掛け合いで新境地を開拓した。同シリーズは、22作目「釣りバカ日誌20 ファイナル」で完結。09年12月26日に行われた初日舞台挨拶では、西田とともに涙を流し「これからも映画を愛してやってください」と語る姿が、多くの人々を感動させた。

長男は、名優・佐藤浩市。映画「美味しんぼ」で親子役を演じたほか、原田芳雄さんの遺作となった阪本順治監督作「大鹿村騒動記」でも共演している。

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