<マスターズ 最終日◇14日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 アダム・スコット(オーストラリア)のメジャー初勝利で幕を閉じた2013年の「マスターズ」。だが、最後までスコットを追い詰めた2009年大会チャンピオンのアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)にもパトロンから大きな賞賛の声が相次いでいる。
アンヘル・カブレラのプロフィール
 最終組で回ったカブレラは中盤で一時は単独首位に立つなど最終日をリードしたが、アーメンコーナーで失速して追いかける立場で終盤を迎えた。そして、1打差で迎えた18番で、前の組のスコットの劇的なバーディの興奮が冷めやらぬ中、セカンドをベタピンにつけてバーディを奪取。土壇場でプレーオフに持ち込んだ。
 そして迎えたプレーオフ。1ホール目を共にパーで分けると、迎えた10番での2ホール目。先にセカンドを放ったカブレラがピン下のバーディチャンスにつけると、スコットも負けじとピン右5メートルにつけて見せた。すると、カブレラはスコットに向かって“ナイスショットだ”といわんばかりにサムアップ。これにはスコットも笑顔でサムアップを返した。結果はスコットがこのパットを決めて敗れたが、マスターズの勝者を争うに相応しいプレーと姿勢を見せた。
 プレーオフ終了後に記者会見に臨んだカブレラは、ややうつむき加減で土壇場で敗れた悔しさを隠したが、「残念ながらプレーオフには負けたけど、ほんの少しの差だったし、彼と戦えてハッピーだった。勝者は1人しかなれないし、それでアダムが勝ったんだ」と潔く勝者を称えた。さらに、スコットが近年問題とされているアンカリングパター使用者であることを聞かれても、「(アンカリングは)アドバンテージにならない。もしそうならなんでみんな使わないんだ?」と意に介さない様子だった。
 カブレラは藤田寛之と同じ43歳。2枚目のグリーンジャケット獲得の偉業はならなかったが、グッドルーザーとなったぽっちゃり体形のこわもて南米人は間違いなく主役の1人だった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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