10年ぶりのシュワルツェネッガー主演作の吹き替えを担当した玄田哲章

写真拡大

 14日、アーノルド・シュワルツェネッガー10年ぶりの主演映画『ラストスタンド』公開と、同じくシュワルツェネッガー主演の映画『コマンドー』の日本語吹き替え完全版Blu-ray&DVDコレクターボックス発売を記念したイベント「第一回東京国際シュワ映画祭」がシネマート六本木にて行われ、多くの作品でシュワルツェネッガーの声を担当している声優・玄田哲章と映画パーソナリティーのコトブキツカサが出席した。

 シュワルツェネッガー主演の映画『シュワルツェネッガー/プレデター』『コマンドー』『ラストスタンド』3作の日本語吹き替え版を一挙上映する本イベント。待ち受ける多くのファンの前に登場した玄田は「僕と(シュワルツェネッガーは)同世代なのですが、デビューしたころは、ここまで出世するとは思っていませんでした」と感慨深い表情で語ると、会場のファンから寄せられたリクエストに答え、映画『コマンドー』や『トゥルーライズ』などの名セリフを生披露。特に『ターミネーター2』の「地獄で会おうぜ、ベイビー」と渋い声で発すると場内からは大歓声が上がった。

 シュワルツェネッガーのほか、シルヴェスター・スタローン、スティーヴン・セガールなど骨太の男たちも演じている玄田だが「僕は前の晩から役柄を考えて臨むのではなく、画面を見て集中するタイプ。特にシュワルツェネッガーの作品は、すんなり役柄に入れるんだよね」と吹き替えのコツを語った。

 そんな玄田だが、10年ぶりに演じたシュワルツェネッガーについては「政治家時代もカメオ出演はあったけれど、やっぱり彼は主役じゃないと。吹き替えをやっていて『帰ってきたなぁ〜』って感じました」としみじみ語ると「年をとって、ある部分は(若さを)保ちながら、その年なりの演技をしている。こういう風に枯れたいね」と笑顔を見せた。

 『ラストスタンド』は、カリフォルニア州知事を退任したアーノルド・シュワルツェネッガーが10年ぶりに主演を務めたアクション映画。小さな田舎町で保安官を務めるオーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)が住民たちと力を合わせて、逃亡を図る超凶悪犯を迎撃するさまを描く。(磯部正和)

映画『ラストスタンド』は4月27日より全国公開