腰痛が女性に多い理由は?


立っていても座っていても、気になる腰の痛み。ひどいときは、動けなくなることもある腰痛ですが、男性よりも女性に多いことを知っていましたか?



なぜ、女性に腰痛が多いのか?そこには、女性特有の原因があったのです。



腰痛は、脊柱(せきちゅう)にある「腰椎(ようつい)」と腰椎の間にあり、クッションの役割をする「椎間板(ついかんばん)」に、さまざまな理由で負担がかかることにより起こります。

女性の方が腰痛を起こしやすい理由として、次の4つが考えられます。



その1【筋肉量】

腰椎を支えているのは、腹筋や背筋などの筋肉。このため腹筋や背筋の力が弱まると、腰椎や椎間板(ついかんばん)に負担がかかってしまいます。

男性ホルモンである「テストステロン」にはタンパク質の合成を促進し、筋肉を作る作用があります。しかし、男性に比べ男性ホルモンの分泌が少ない女性には、筋肉がつきにくいのです。

ですから、女性の場合は意識して腹筋や背筋を鍛えないと腰痛を起こす可能性が高くなるといえます。

適度な運動を心がけ、腹筋や背筋が衰えないようにすることが大切です。



その2【靴】

女性の場合、パンプスなどヒールの高い靴を履く機会が多いですよね。

ヒールの高い靴を履くと、前のめりの姿勢になるため、バランスをとろうとして腰を突き出すような姿勢になりやすくなります。この姿勢は腰椎に負担をかけ、腰痛を起こしやすいのです。



腰がだるいなどの違和感があったら、負担が掛かっている可能性が。早めにローヒールの靴に履き替えましょう。



その3【出産】

出産時、もともとは狭い産道の中を赤ちゃんが通り抜けることができるようにするために、「リラキシン」というホルモンにより関節を柔らかくして骨盤を広げ、産道自体を広げます。

このホルモンは妊娠中から産後1〜2ヶ月まで分泌され、このころの骨盤はとても柔らかく不安定になります。

そのため、出産2ヵ月後までに、ガードルなどによる無理な締め付け、足を組む、足を崩して座るなどの刺激を骨盤に与えてしまうと、骨盤がゆがんで腰痛の原因にもなります。



その4【骨密度】

女性ホルモンである「エストロゲン」は、骨を作る「骨芽細胞」を増殖させて、骨を壊す「破骨細胞」を抑制します。



このため女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が減少すると、骨がもろくなってしまいます。



もろくなった骨に何らかの力がかかると、骨がつぶれるなど変形したり、腰椎に負担がかかる可能性があります。



エストロゲンの分泌が減少する主な原因は、不規則な食事や無理なダイエット等によりじゅうぶんな栄養分がとれないことです。



これらのことを注意して、普段から腰痛が起こらないような日常生活を心がけることが、予防の近道。

もちろん、適度な運動も大切です。



(ビューティ&ダイエット編集部)