“クローネンバーグ映画”の新たなミューズとなった若手女優・サラ・ガドン(『コズモポリス』)/[c]2012–COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC. / ALFAMA FILMS PRODUCTION / FRANCE 2 CINEMA

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『ザ・フライ』(87)や『裸のランチ』(92)などの強烈な個性を放つ監督として知られるデヴィッド・クローネンバーグ。御年70歳の鬼才は現在も精力的に作品を撮り続けているが、近作『危険なメソッド』(11)と『コズモポリス』(4月13日公開)に相次いで出演させ、新たなミューズとして目されている女優がいる。『コズモポリス』で謎めいたヒロインを好演し、各国の映画通から注目を集めた若手女優サラ・ガドンだ。

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彼女は、ロバート・パティンソン演じる若き大富豪の新妻として登場。あまり感情や温度を感じさせない演技が、逆にその美貌と存在感を際立てており、目が離せない。そして、これまでは主にテレビ作品で活躍してきたが、少しずつ世界的な映画女優へと転身を遂げつつある。実は彼女、デヴィッド・クローネンバーグの長男、ブランドン・クローネンバーグの長編監督デビュー作『アンチヴァイラル』(5月25日土公開)にも出演しており、独特の存在感を発揮し、物語を牽引しているのだ。

父が息子に紹介したのか、親子だけにキャスティングまで似てしまったのかは分からないが、いずれの作品でも彼女は重要な役どころを任されており、クローネンバーグ父子のお気に入りであることは間違いなさそう。カルトな鬼才親子を魅了した新世代のミューズの今後の活躍に期待が高まる!【トライワークス】