『色づかいで人を見抜く カラー読心術』

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結婚式で注目すべきは、純白のウエディングドレスの豪華さではなく、花嫁が身につけるお色直しのドレスの色。なぜなら、その「色」で新婦の本音がわかってしまうから――

そんな楽しい(怖い?)色との付き合い方を教えてくれる本が、『色づかいで人を見抜く カラー読心術』(河野万里子、こう書房)。スティーブ・ジョブズ氏ら著名人と「彼らが好きな色」との関係や、「結婚相手にピッタリの人を探す」ための色の知識などを紹介している。

「(色は)ココロとカラダに結びつく」

著者は、中国・上海でもカラービジネスを展開中のカラービジネスコンサルタント。「色を活用した実践で使える」企業研修やセミナーを行っている。「(色は)不思議なほど正直に、ココロとカラダに結びつく」といい、色の持つ心理効果は、「ほぼ世界共通」だそうだ。

本書では、黒や赤など基本13色の「カラー読心術」の基本から、ビジネスや恋愛の場面での応用術までを取り挙げている。

ビジネスの例では、米アップルの故スティーブ・ジョブズ氏に関するエピソードも登場する。商品のプレゼンテーション時、彼が常に黒のタートルネックを身につけていたことは広く知られている。なぜ彼は「黒」を選んだのか。キーワードは、「秘密主義」や「独立心」など。こうした「色のメッセージ」と商品との関係について、著者は「すべては計算し尽くされたジョブズ氏の演出方法でしょう」と分析している。その「計算」とは……。

ほかにも、結婚式のお色直しの際、新婦のドレスの色が「赤」なら「新郎は亭主関白になることをあきらめたほうがいいかもしれません」といった気になる例が、その理由分析とともに多数紹介されている。

2013年1月に発売された。1470円。