『エリジウム』
 南アフリカ・ヨハネスブルグを舞台に、エイリアンと人類の対立をモキュメンタリー手法で描いた『第9地区』。無名監督と無名キャストによる低予算映画ながら批評家がこぞって絶賛し、アカデミー賞にも4部門でノミネートされるなど大金星を挙げた。

 その『第9地区』のニール・ブロンカンプ監督が4年の時を経て放つ最新作が『エリジウム』。舞台は2154年、宇宙にまで発展した格差社会。地球の人々を救うべくサイボーグ化したマッド・デイモンが、富裕層のみが暮らす難攻不落のスペースコロニーに特攻する。作品の一部が明かされた予告編がこちら。



 2154年、貧困も、差別も、死の恐怖もないスペースコロニー“エリジウム”。理想郷で永遠の命を手にするものがいるいっぽう、地球にはそこに住めない人々が残されていた。エリジウム政府高官のローズは、完璧なまでに美しい理想郷を維持するため、地球の人間を排除しようとしていた。そんな中、地球に住むマックスは自らの身体にコンピュータを埋め込み、厳しい移民法で防御されているエリジウムに向かう。彼に残された生命はわずか5日間。全人類の未来を担って戦いに挑む。

 ジョディ・フォスター演じるローズが統治するリゾート地のようなエリジウムと、スラム化した地球の対比も去ることながら、サイボーグ戦士になるため、クズ鉄のようなマシンを体に取り付けるマックス役のマッド・デイモンが衝撃的。坊主頭の後頭部にあるモニター画面など、インパクトが大きいビジュアルとなっている。気になるその強さも、ロボットの腕をもぎ取ったり、指をかざしただけで車が吹っ飛ばすなど相当なものに。『第9地区』のシャールト・コプリーがマッド・デイモンより高級そうな装甲を身に着けていたり、戦闘機やロボットなどのメカにバリエーションがあるのも気になるところ。ニール・ブロンカンプ監督は再びヒットを飛ばすことができるのか。その手腕に期待したい。

 『エリジウム』は、9月20日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

『エリジウム』 - 公式サイト

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