5度目のマスターズで好発進!上位進出目指して強い気持ちでプレーする(Photo by Harry HowGetty Images)

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<マスターズ 初日◇11日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 米国男子メジャー「マスターズ」が開幕。石川遼は5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの71で回り1アンダー23位タイとまずまずのスタートを決めた。
遼、最終調整終えて自信「今までにないくらい良い準備ができた」
 石川にとって5度目の「マスターズ」。初出場時のような興奮も薄れ、4年間の経験で憧れの舞台だったオーガスタをどう攻略するか俯瞰で見ることもできるようになった。しかし、やはりオーガスタのスタートティは他のどのトーナメントよりも違うものだった。
 3ウッドで放った石川の1打目はパトロンも声を失うようなプッシュアウト。「1番ティはさすがにガチガチだった」とここをいきなりボギーとし不穏なスタートとなった。それでも、「ティショットを打ったら結構リラックスできた」と落ち着きを取り戻し、2番でバーディを奪取。5番では約8メートルを沈めバーディ、8番パー5ではセカンドを奥5メートルのイーグルチャンスにつけて2パットでバーディを奪ってみせた。
 後半は10番ではセカンドショットがグリーン左の木のウラについてボギー。14番では左の林から打ったセカンドが目の前の木に当たり、もとの位置にもどってしまうトラブルでダブルボギーと再び試練が襲う。それでも「14番のダボは結構ズシっときたけど、せっかくいいプレーできていたのにこの1ホールでやられるのはもったいないと思った」と再び気合いを入れなおし、15番では目の前の木がスタイミーな状況な状況から果敢に2オンを狙ってバーディ。16番もグリーン外からパットをねじ込みバーディとし、上位に喰らいついた。
 5回目の経験が精神的安定をもたらし、崩れていきそうなところでも修正能力を発揮。17番、18番の上がり2ホールは共に奥からの難しいアプローチを残したが、絶妙なタッチで寄せてパーをセーブするなど、再三のピンチも落ち着いて切り抜けこれまでとは一味違ったプレーを見せた。
 「ギリギリでこれが精一杯かなという感じではないし、そういう風にしていかないと話にならない。このスタートが必要だと思っていたし、優勝争いに必要なスタートができた」。今の石川にとってはこれが最低限のスタート。さらに上を見て一歩ずつ積み上げていく。

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