最後の調整を終えたタイガー・ウッズ。あとはティオフを待つのみ(Photo by Andrew RedingtonGetty Images)

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<マスターズ 事前情報◇10日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 米国男子メジャー「マスターズ」がいよいよ11日(木)に開幕を迎える。世界ランキング1位としてオーガスタに帰ってきたタイガー・ウッズ(米国)も、万全の調整を終えて静かにティオフの時間を待っている。
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 ウッズは日曜から練習ラウンドをスタートし、月曜にはマスターズに史上最年少出場を果たす14歳のグァン・ティンラン(中国)を誘って、ダスティン・ジョンソン(米国)と共に練習ラウンドを行い注目を集めた。
 火曜は日も傾きかけた15時頃からハーフの練習ラウンド、そして大会前日のこの日は午前中にフレッド・カプルス(米国)、キーガン・ブラッドリー(米国)らと共に朝からラウンドを行い最終調整を終了。早朝からラウンドするいつものルーティーンを変えてはいるものの、したい調整はすべて終えて木曜を迎える準備は整ったといえる。
 火曜日には余裕とも言える笑みを浮かべながら公式会見に出席。「昨年ベイヒルで勝ってから12か月で6回勝利している。今はとても調子がいいし、ここは相性がいい」と5度目のグリーンジャケット獲得へ自信をのぞかせた。
 ウッズの復活Vを数字も後押ししている。今季ここまでの平均スコアは68.334で1位。不倫スキャンダルでどん底に落ちてからコーチに就任したショーン・フォーリーと共に取り組んできた新スイングも完成に近づき、ショットの安定感が増した。
 さらに、「WGC-キャデラック選手権」でスティーブ・ストリッカー(米国)からアドバイスを受けて復調したというパッティングも好調。スコアに対するパットの貢献度を表す“Strokes Gained - Putting”という数値も1.476でこちらもダントツの1位となっている。
 ティショットを飛ばしてバーディを獲りまくるかつてのスタイルとは違うが、徹底したマネジメントでバーディを積み重ねていく新スタイルはほぼ完成。そして、勝手知ったるオーガスタがその新スタイルにもっともはまると確信しているのはウッズ自身だろう。
 08年以来遠ざかるメジャータイトルへ。満を持してタイガー王朝再来を告げる。
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