アベノミクス相場全開! 日経平均は1万2000円‼ただ、円安と金融&不動産株は小休止。株価出遅れ銘柄や「TPPで農業」など新テーマを探しては買いまくる展開に移ってきた。そこで、まだ手アカのついていない、激レア株をご用意っ!


アベノミクスで軽快に駆け上がった輸出関連株。とりわけ円高下でも堅調な業績を続けてきたタイヤ業界は、今後の株価上昇期待が大きい。自動車株や自動車部品株よりも、タイヤ株が最も鋭敏に値上がりするかもしれない。

タイヤ大手は海外販売比率が大きく、最大手のブリヂストンが77%、住友ゴム工業が50%、横浜ゴムが47%と海外販売が業績を大きく左右する。円安で自動車の販売台数が増えれば、タイヤの売り上げ本数は自動的に増える関係にあり、安倍内閣発足後の円高是正の流れはタイヤ各社にとって大きな業績改善要因になる。

さらに、大幅増益の要因はゴムの国際相場の先安観測。タイ政府によるゴムの買い入れが3月で終了し、需給が緩むほか、天然ゴム在庫の膨張も指摘されている。

ゴム市況の一段安は材料コスト負担を軽減することになり、タイヤ業界では、円安による販売数量増と今年1〜3月期以降の大幅増益が併せて予想される。

注目はブリヂストン。3兆円の売上高の大半をタイヤが占めている。世界最大手だが、新興国での販売拡大余地はまだまだ大きい。積極経営路線は機関投資家の間でも評価が高く、増収増益の確度が増せば、株価はさらに上値を追っていきそうだ。



この記事は「WEBネットマネー2013年5月号」に掲載されたものです。