日経平均日足チャート(3カ月)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 日本銀行は黒田東彦新総裁のもと「異次元の金融緩和」でデフレから脱却して物価上昇率2%を目指す「リフレーション政策」を早速実行に移しています。

 日銀は4日、金融政策決定会合で大胆な「量的・質的金融緩和」を決定しました。この日銀の「バズーカ砲」が好感され、5日の日経平均は、2008年8月29日以来、約4年7カ月ぶりに1万3000円台に乗せました。

 日銀が金融政策決定会合で決定した追加の金融緩和は、「期待を上回る内容」と受け止められたのです。4日の東京株式市場では、結果が伝わった13時45分ごろから急速に買いが膨らみました。1日の日中値幅は558.57円と、東日本大震災直後の2011年3月15日以来の大きさになりました。

 具体的には、日銀は金融緩和の指標をこれまでの翌日物金利からマネタリーベース(資金供給量)に変更し、2012年末に138兆円だった資金供給量を14年末には約2倍の270兆円に拡大します。また、長期国債の購入量も2年で190兆円と2倍強に増やします。さらに、ETF(上場投資信託)などリスク性資産の購入も増やします。

5日の金曜日に株が乱高下したワケ

 なお、翌5日(金)の日経平均は乱高下しました。前場の日経平均は急騰スタートでした。上げ幅は一時591.08円に達し、ザラ場としては2008年8月18日以来の水準にまで上昇する場面がありました。また、東京外国為替市場で、円相場は一段安となり、一時は97円06銭近辺と2009年8月11日以来3年8カ月ぶりの安値を付けました。

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