日本人が好きな中華料理。1位は「餃子」(ギョーザ)、では2位は......?

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子どもの頃、ごちそうと言ったら寿司でも焼肉でもなく、中華料理でした。大きなテーブルがくるくると回って、無駄に店内に装飾が施された、そういうちゃんとした中華料理屋が近所にあって、年に1回ぐらい誕生日の時などに連れて行かれたのです。そこで子どもの僕が何を食べたのかはもはや覚えていないのですが、とにかく中華料理特有の、大皿に炒め物、蒸し物、揚げ物などがたっぷり乗ったテーブルの贅沢さは記憶に残っています。甘酢ソースがかかったかに玉、黄金色したチャーハン、どれも最高!


そんな中華料理の王様と言えばやはり餃子ではないでしょうか? ネットリサーチの「MyVoice」が8634人を対象にしたインターネット調査によると、好きな中華料理のおかずは? という問いに対して、回答数が最も多かったのが餃子だったそうです(80.5%<複数回答可、以下同>)。日本では餃子と言えば焼き餃子を指しますが、中国では一般的に、餃子と言えば水餃子なんだそうです(中国に住んでる友達が言ってました)。日本の餃子みたいに、ニンニクが強いものではなく、わりとあっさりした料理です。本格的な中華料理店に言ったらぜひ、オーダーしてみてください。さて、人気の中華料理、1位の餃子に続いて、あえて2位を飛ばしまして、3位は「麻婆豆腐」(62.7%)、4位は「春巻」(52.8%)、5位は「酢豚」(49.7%)。どれも最高ですよね。麻婆豆腐なんかはあまり普段は意識しないメニューなんですが、たまに「もう今日の晩ご飯は麻婆しかない!」なんて日があるから不思議なものです。友達でもたまに無償に飲みに行きたくなる人がいますが、麻婆くんは擬人化するとそんなやつです。

ここまできて、2位のメニューは何か、気になりませんか? 何か忘れていませんか? あまじょっぱい赤いソースがかかったプリプリのアイツ。そう、やつの名前は、エビチリ! 64.7%の支持を得て堂々の2位です。ただでさえ美味しいエビが、日本人の大好きな衣で揚がっていて、あまつさえ赤く濃厚な甘酢ソースがかかっていたら、それはもう食べるしかありませんよね。

皆で中華料理を食べに行ったら、まずは乾杯ビールみたいな勢いで、幹事らしき人が餃子を頼みます。ここまでは鉄板の流れ。で、そこから各々のメニューコールが始まるわけですが、自分が食べたくて注文したメニューに「いいね!」というレスポンスが入るとうれしいものです。レスポンスが欲しいときはぜひ「エビチリ!」と注文してみると良いでしょう。アンケート結果がそれを証明しています。

(梅田カズヒコ/プレスラボ)

「MyVoice」自主企画アンケート結果 中華料理