大阪が高層化している件




大阪の再開発が進んでいるのをご存じでしょうか。再開発の進展に伴って、大阪の街が高層化しています。耐震技術が進んだのも一因でしょうが、大阪の街に高層ビルが目立つようになってきました。





大阪の高層化はここ数年で目を見張るものがあります。ここ数年で建った主なビルを見てみましょう。



■2008年

●『ブリーゼタワー』(174.9m)

大阪サンケイビルと島津ビルを建て替える「西梅田プロジェクト」で竣工された超高層ビルです。



●『The Tower Osaka』(177m)

地上49階、地下1階の超高層マンションです。



■2009年

●『The Kitahama』(209.4m)

「北浜タワー」とも呼ばれる超高層マンションです。



●『中之島ダイビル』(約160m)

ダイビル、関西電力、関電不動産の3社が中之島3丁目で進めている再開発計画によって作られました。このビル(仮称『中之島ダイビル・イースト』でした)と対になるよう2013年2月竣工予定で『中之島ダイビル・ウエスト』を進めていましたが、そのビルは『ダイビル本館』という名称に決定。高さは108mで、2013年2月28日に竣工しています。



■2010年

●『梅田阪急ビル』(186.95m)

地上41階、地下3階塔屋2階の超高層ビルです。



●『大阪富国生命ビル』(132.06m)

地上28階、地下4階、塔屋1階の超高層ビルです。



■2011年

●『JR大阪駅新北ビル』(150m)

JR大阪駅の北側にある駅ビルで、「ノースゲートビルディング」とも呼ばれます。大阪駅自体のリニューアル工事と共に建設されました。



●『OSAKA福島タワー』(160m)

地上45階、地下1階、塔屋2階の超高層マンションです。



■2012年

●『中之島フェスティバルタワー』(198.96m)

地上39階、地下3階、塔屋2階の超高層ビルです。



●『クレヴィアタワー中之島』(127.24m)

地上36階、地下1階の超高層マンションです。



●『セントプレイスタワー』(133.53m)

『セントプレイスシティ』というマンション群の一つとして建てられた超高層マンション棟。



2008年から昨年までの主立った竣工ビルを見るだけでもいかに急ピッチで高層ビルが建てられているか分かるでしょう。さらに今年、



■2013年

●『グランフロント大阪 タワーA』(179.5m)

地上38階、塔屋1階、地下3階。



●『グランフロント大阪 タワーB』(175m)

地上38階、塔屋2階、地下3階。



●『グランフロント大阪 タワーC』(154m)

地上33階、塔屋2階、地下3階。



これらの3棟が竣工しました。グランフロント大阪の商業施設部分「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」は4月26日に開業します。

また同じ地域に、

●『グランフロント大阪オーナーズタワー』(174.2m)

という超高層マンションも竣工しています。



この勢いは止まらず、2015年には大阪駅周辺の、梅田、中之島などのコアエリアにはなんと十数棟もの超高層ビルが林立する予定なのです。



また、2017年竣工予定で『朝日新聞ビル』『大阪朝日ビル』を200m級の高層タワー化し『中之島プロジェクト・西地区』とする予定です。これによって、前述の『中

之島フェスティバルタワー』とのツインタワーが完成します。



「梅田3丁目計画」というビッグな計画も上がっています。これは、日本郵便株式会社と大阪ターミナルビル株式会社が共同で、187mの超高層ビルを建てようというもので、工事すべての完了を平成31年4月としています。



■なぜ大阪がここにきて高層化するのか!?



大阪の高層化が進展している理由は何でしょうか? 大阪市建築指導部、建築情報担当の課長、山本強さんに伺ってみました。



――大阪の高層化にはどのような理由があるのでしょうか?



山本課長 建物の老朽化が進み、新しく建て替えなければならない時期がきているというのが一つでしょう。また、その建物の収益性を考えた場合に、できるだけ多くのテナントさんを入れたいと思えばやはり増床が必要です。そのためには高層化が一つの回答になるのではないでしょうか。



――容積率の緩和というのが要因ということはないのでしょうか?



山本課長 そうですね。マンションの場合、容積率が緩和されたことは大きな要因だと思います。現在、大阪でも超高層マンションが増えておりますね。



――大阪の高層化はこれからも進むでしょうか?



山本課長 これからも進むと思います。



まだまだ大阪の高層化計画は止まらないようです。







(高橋モータース@dcp)