2位タイにつけたパン・イエンホン(撮影:ALBA)

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<ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇5日◇葛城ゴルフ倶楽部山名C(6,549ヤード・パー72)>
 静岡県にある葛城ゴルフ倶楽部山名コースを舞台に開催中の「ヤマハレディースオープン葛城」の2日目。午前組のトップでスタートしていったパン・イエンホン(中国)が5バーディノーボギーの“67”をマーク。初日23位から首位と1打差のトータル6アンダー2位タイに急浮上した。
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 パンは中国河北省出身の29歳。今季はQTランク12位の資格で国内女子ツアーに参戦している。大きな魅力は何と言っても飛距離。ドライバーの平均飛距離は270ヤードで、飛ぶ時は310ヤードを記録することもあるという。女子プロとしては規格外の飛距離だ。
 その圧倒的な飛距離を生み出すのは11歳から10年間取り組んできた重量挙げの選手としての屈強な肉体。オリンピックなど国際大会に出場することは叶わなかったが、重量挙げの選手としては広東省の大会で優勝するなどの実績を残している。
 「学校を卒業してからゴルフ場でマスター室のスタッフをしていました。それまでゴルフをしたことがなくて21歳からゴルフを始めました」と重量挙げからゴルフへ転向する契機を語ったパン。ゴルファーとして遅めのスタートだったが重量挙げの選手として体力の基礎ができていたため、集中してスイングを習得、26歳でプロ転向を果たした。
 ゴルファーとしての夢に“オリンピック出場”を掲げるパン。今季、予選通過は「ダイキンオーキッドレディス」の1試合のみで、ここまで3試合連続予選落ちを喫するなど苦戦が続いていたが、今大会ついに優勝争いに加わってきた。まだ2日目だが、素晴らしい潜在能力を秘めた未完の大器がこれからどんな成長を遂げていくの大いに注目したい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>