前回(「なぜ世界の株式市場が上昇しても、危ない毎月分配型ファンドがたくさんあるのか?」)はこの好調な株式市場でも、危ない毎月分配型投信がたくさんあることをお知らせしました。今回はズバリ「毎月分配型投信の見分けるカンタンなポイント」についてレクチャーしましょう!

売れている商品が良い商品とは限らない

 先日、某週刊誌に「投信を選ぶときの条件は純資産総額の大きいものから」とありました。

 あらためて言うまでもありませんが、これはまったくの間違いです。たしかにある程度の資金ボリュームがないと運用に支障をきたしますが、それとて数十億円程度のレベル。

 もっとも、ファンドを組成・運営する側にとっては資金が大きければ手数料がたくさん入ってくるので、「大きいことはいいこと」ですが、私の近著『あなたの毎月分配型投資信託が危ない!』で分析結果を掲載しているとおり、かならずしも「純資産総額の大きいファンド=いいファンド」ではないことは一目瞭然です。

 そこで、よい商品を図るモノサシとして私が提唱しているのが近著や前回ご紹介した「分配金健全性」と「分配金余力」なのです。

収入を超える支出では長続きしない

 この「分配金健全性」と「分配金余力」について詳しく解説することは本稿の目的ではありません。なぜなら、それでは本を出版した意味がなくなってしまうからです(笑)

 冗談はさておき、せっかくこの記事をご覧いただいた方に、ひとつだけでも知っていただきたいのが、『ファンドの毎月の収入>毎月の分配金』という図式です。つまり「分配金の健全性」です。以下、詳しく解説していきましょう。

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