「浦和レッズの応援席に旭日旗、マナー悪い」韓国メディアが指摘

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3日に埼玉で行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2013、浦和レッズと全北現代(韓国)の試合で、浦和レッズのサポーターがスタジアムに旭日旗を持ち込んでいたと韓国のメディアが指摘した。

韓国メディア「日刊スポーツ」は、記事『旭日旗に悪口まで…浦和観衆の非マナーに眉をひそめる』(3月4日付)で、「3日の埼玉スタジアムに日本の軍国主義を象徴する旭日旗が登場した」と伝えた。

試合前日に開かれた両チーム関係者によるミーティングでは、円滑な試合を行うため、旭日旗の競技場搬入を禁じることで双方は合意していたという。しかし、試合が始まると浦和レッズのサポーターが旭日旗を振って応援をはじめたことから、全北現代の関係者らは約束が守られなかったとして浦和レッズ側に抗議。再発防止を求めた。

全北現代の関係者は、当時の状況について「試合中に旭日旗を掲げるサポーターを撮影し、浦和レッズの関係者に証拠として提出した。浦和レッズ側は試合中に旭日旗を掲げるサポーターに対して注意と警告を下したと説明したが、旭日旗はあちこちにあり、私たちの心は穏やかではなかった」と話した。

さらに浦和レッズのサポーターは、全北現代の70人あまりのサポーターに水をかけたり悪口を言うなど、マナーは悪かったという。

記事は「幸いにも双方の応援席の間には柵があり、警備員も配置されていたので衝突はなかった」としたが、4月9日には韓国でリベンジマッチが行われるため、旭日旗の持ち込みといった行動が原因で両クラブ間で感情的な衝突が起きないとも限らないと懸念を示した。

・参照:日刊スポーツ(韓国)
・参照:スポーツ朝鮮

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