東京都写真美術館で「マリオ・ジャコメッリ 写真展」 -黒と白の詩的な作風

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東京都写真美術館では5月12日まで、「マリオ・ジャコメッリ 写真展」を開催している。

マリオ・ジャコメッリ(1925〜2000)は、アドリア海に面したイタリア・マルケ州生まれ。

「黒」と「白」とを見事に操る、詩的で深奥な作風で何世代もの写真家たちに影響を与えている。

日本へは2008年、同館における写真展にて初めて本格的に紹介され、日本ではほとんど無名の海外作家の展覧会でありながら多くの来場者を迎え、大きな成功をおさめたという。

ジャコメッリは、1枚の写真で何かを語るのではなく、組み合わされた写真群で事物の本質へ迫ろうとしているという。

2回目となる同展では、老人たちの動作を記録した「ホスピス(死がやって来てお前の目を奪うだろう)」、農夫たちの暮らしに自己の回帰を求めた「スカンノ」のほか、「神学生たち(私にはこの顔をなでてくれる手がない)」、「善き大地」などの代表作を中心に、作品数を前回の120点から220余点と大幅に増やして構成する。

作品相互の関係が響きあうことにより、ジャコメッリ理解の深化をはかり、いまも写真表現の未来を指し示しているジャコメッリの本質を明らかにする展覧会となっているという。

会期は、3月23日〜5月12日。

会場は、東京都写真美術館 B1階展示室(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)。

開館時間は、10時〜18時(木・金は20時まで、入館は閉館の30分前)。

休館日は、毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館。

ただし4月30日は開館)。

観覧料は、一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上600円など。

その他、詳細は同館Webページで確認できる。