向後の7日株:2番底で急ピッチのリバウンド開始!?テーマ性大の国内トップ塗料株(461X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

大日本塗料 (4611)が今日の注目銘柄!

4月4日の163円で2番底を形成し、テクニカル的に底入れから株価は反発に向かうとみて、注目します。なお、日足ベースの一目均衡表の雲上限(4日現在、170円)が強力なサポートとして機能しています。4日現在176円の基準線と転換線を、今後、終値ベースで明確に上回ることができれば、急ピッチのリバウンドが開始されるとみています。

同社は鋼鉄構造物の腐食を抑える防食塗料で国内トップです。近年は公共事業の減少で新規案件が減少していますが、高度経済成長期に整備した道路や工場が改修時期を迎えており、今後は塗り替え用塗料の販売拡大に力を入れる方針です。

復興・国土強靭化としてだけでなく、タンク向け塗料も手掛けていることから、メタンハイドレート、シェールガス関連であることも注目材料です。

ところで、同社は橋梁やタンクなどの金属構造物に微弱な電流を流して腐食状態を診断するシステムを開発しました。鉄鋼構造物の腐食は、塗装のはがれ具合やサビの程度を目視で調べるのが一般的で、塗装の下の腐食は把握しにくかったのですが、同社は新開発のシステムを使い、塗り替え時期をアドバイスするサービスを開始し、診断を通じ、今後需要増が見込める補修用塗料の販売拡大にもつなげるということです。老朽化したインフラの補修需要増加が見込まれる中、このサービスの成長は、今後の大きな期待材料です。

なお、13年3月期通期連結業績は、売上高は715億円(前期比、1.8%増)、営業利益は30億円(同、13.7%増)、経常利益は24億円(同、7.3%増)、当期純利益は14億円(同、1.3%減)の見込みです。14年3月期は大型補正効果と海外の好調が寄与し、連続で最高純益を更新する見通しです。この良好な業績モメンタムも魅力です。

繰り返しますが、日足チャートでは、4月2日安値の155円を1番底として、4日安値163円で2番底をつけた可能性が高いと認識しています。今後は、26週移動平均ベースのボリンジャーバンドの+1σ(4日現在、172円)と+2σ(同、213円)の間をバンドウォークしながら、中期上昇トレンドを描き続けるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。