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近畿圏では、伊勢神宮(三重県)が20年に1度、社殿を建て替える「式年遷宮」を迎え、今年の観光の目玉として期待されている。円安で海外旅行の出足が鈍る代わりに国内旅行の伸びが予想され、近畿日本鉄道やJR東海の旅客増につながりそうだ。

伊勢神宮は神道の「本宗」。全国の神社チェーンの総本部のような存在である。戦国時代に中断した時期もあるが、約1300年前から定期的に新しい社殿を造り、神様にお遷り願う式年遷宮を実施してきた。今年は62回目で、材料費から職人の技術伝承なども含めて総事業費は550億円にも上るという。

個人的な思い込みか、宣伝効果かわからないが、「お伊勢さんには近鉄電車で」というイメージを持つ人も多いはず。伊勢神宮は大阪から特急で約2時間、名古屋から約1時間半の立地にあり、近鉄は3月21日から臨時特急を運行するなど輸送力増強に抜かりはなく、参拝客の獲得戦では、近鉄の独り勝ちになりそうだ。

その近鉄に、明るい話題がもう1つ。大阪・阿倍野橋ターミナルビル「あべのハルカス」の工事が最終段階入っている。2月に大型クレーンが撤去され、高さ300メートルの日本一の威容が姿を現した。今では、行き交う人たちが足を止めてはビルを見上げている。

全面開業は来春の予定だが、6月には近鉄百貨店阿倍野本店が「あべのハルカス近鉄本店」にリニューアルして先行開業し、一大名所になりそうだ。また、眦膕安膾綸垢3月に改装オープンするなど関西の商戦は早くも熱を帯びている。

関西景気は国内経済の指標でもある。株価上昇で個人消費が上向きかけているだけに、このまま景気回復につながってほしいものだ。

この記事は「WEBネットマネー2013年5月号」に掲載されたものです。