アベノミクス相場全開! 日経平均は1万2000円‼ただ、円安と金融&不動産株は小休止。株価出遅れ銘柄や「TPPで農業」など新テーマを探しては買いまくる展開に移ってきた。そこで、まだ手アカのついていない、激レア株をご用意っ!


東宝はこの夏、スタジオジブリの2作品を投入する。ハズレがないといわれるジブリ作品で、上半期の好業績に期待がかかる。

今夏の目玉作品は宮崎駿、高畑勲の2大監督が送る「風立ちぬ」と「かぐや姫の物語」。東宝がジブリ作品を扱うと、ヒットするかしないかわからない上映前の段階から株高の材料となってきた。一見すると妙な話だが、これまでジブリ作品にハズレがほとんどなかったことを考えれば、当たり前でさえある。同じようなことがゲーム業界にも当てはまり、「ファイナルファンタジー」シリーズが投入されると、販売状況が判明する前でも株価が上がるのだ。

ところで、東宝は土地持ち企業としても知られ、アベノミクスを材料に昨年12月から急伸。ただ、子会社である東宝不動産の保有分を含めて売却予定のない物件がほとんどのため、土地の含み益よりも本業である映画での収益のほうを重視したい。

株業界の番猫・みけこさんの兜町キャッツアイ
第59話 アナリスト試験1万人割れ?

そろそろ桜の季節。4月になると日本橋兜町も新社会人でいっぱいになるんだけど、実は大半が新人研修の東証見学。証券会社や運用会社の新入社員が少なくて、寂しくなったにゃあ。

証券関係の人たちが減ると、証券アナリスト試験の受験者も減ってくるんだにゃ。試験は春と秋の2回あって、今年度の1次試験受験者は2010年度から3割も減って1万人ちょっと。2013 年度はたぶん1万人割れになるかもしれにゃい。“とりあえず”で受ける人が少なくなった分、合格率が上がって、去年の秋の試験は50%を超えたんだけど、すでに資格を取った人は「あんまり簡単にするな」って言ってた。猫も杓子も取れる資格だと思われると、価値がなくなっちゃうってことかにゃ?

ただ、最近は株価が上がって証券会社や銀行の経営に余裕が出てきたから、資格取得費用の会社の補助も増えて、アナリスト試験を受ける人も増えるんじゃないかにゃあ?

ちなみに試験は3科目あって、会社別の合格者数ランキングでは、SMBC日興証券と三井住友銀行がワンツーフィニッシュ。住友系は社内競争が激しくて肉食タイプの人が多いから、いっぱい勉強するのかにゃ。私? 私は肉よりカリカリがいいにゃ。


この記事は「WEBネットマネー2013年5月号」に掲載されたものです。