アベノミクス相場全開! 日経平均は1万2000円‼ただ、円安と金融&不動産株は小休止。株価出遅れ銘柄や「TPPで農業」など新テーマを探しては買いまくる展開に移ってきた。そこで、まだ手アカのついていない、激レア株をご用意っ!


米国の産業界を昨年来席巻しているのが「シェールガス革命」だ。日本の株式市場でも物色意欲の高まりとともに相場テーマとしてその存在感が高まってきた。

アベノミクスによる為替の円安進行で原油調達価格のコストアップが意識される中、エネルギー価格を抜本的に変革する可能性がある、そのテーマ性がますます意識される方向にある。

株式市場でも国内外証券会社を通じた関連レポートが多数発行されている。そんな中で目を引いたのが、「ファンドマネジャーなど機関投資家が注目」(大手投資顧問運用担当者)というレポート。日本政策投資銀行(DBJ)産業調査部から2月に発行された「シェール・ガス革命の見方(産業界への影響と日本への示唆)」だ。

本文10ページの構成の中身は、米国での開発の現状と計画、日本の調達、産業界への影響では生産、流通、燃料・素材代替として自動車・化学・鉄鋼などへの影響といったことをコンパクトにまとめている。また、具体的な企業名を取り上げていることも特徴だ。

2月中旬に「政府がシェールガス事業などに参入する日本企業の資金調達を支援するために、1兆円の債務保証枠を新設」と報道されたことで、政府金融機関の同社のレポートへの関心が一段と増したわけだ。

さて、登場してくる銘柄は開発では三菱商事、三井物産、住友商事という大手総合商社と、東京ガス、大阪ガスが2ページ目で登場。そして、米国内での生産・流通では、油井管として新日鉄住金が登場。米国の油井管熱処理・継ぎ手加工などの工場設備を買収し、2015年度をメドに本格生産開始としている。

新日鉄住金の場合、シームレスパイプの技術が世界的にもトップクラスで、今後、注目度が増してくる可能性が大きい。さらに、造船や化学メーカーなど足元の事業環境が厳しい企業の成長材料ともなりそうだと解説している。



この記事は「WEBネットマネー2013年5月号」に掲載されたものです。