靴デザイナーの草分け高田喜佐の軌跡辿る展覧会 神戸で開催

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 日本を代表するシューズデザイナー高田喜佐にスポットを当てた展覧会「SHOES DESIGNER 高田喜佐 ザ・シューズ展」が、神戸ファッション美術館で4月18日から開催される。2006年に64歳で亡くなるまでの41年間にわたり発表されたシューズを通じ、クリエーションの軌跡や多彩なライフスタイルを紹介。「靴はファンタジー」と唱え、日本の女性靴にデザインの概念を持ち込んだ高田喜佐による機能美と遊び心が融合された大人のためのカジュアルシューズが没後約7年の時を経て展示される。会期は7月2日まで。

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 「SHOES DESIGNER 高田喜佐 ザ・シューズ展」では、1970年代に発表されたポックリやファッション・ズック、マニッシュなカジュアルシューズをはじめ、バイクに乗るために作られたライダーブーツやファンタジックなパンプスなど、貴重なシューズの数々を展示。2月には展覧会と同名の書籍が刊行され、会期中には弟の高田邦雄やクリエイティブ・ディレクター小池一子、スタイリストの原由美子らデザイナーとゆかりある著名人によるトークショーが予定されている。

 1941年、東京都で生まれた高田喜佐は、多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、66年に初の個展「靴のファンタジー」を銀座で開催。同展をきっかけに自身のブランド「KISSA」をスタートし、その後株式会社キサを設立して青山に「ブティックKISSA」を開いた。シューズデザイナーとして活躍する一方で、詩人の高田敏子を母に持ちエッセイストとしても活躍。「大地にKISSを」(文化出版局)、「靴を探しに」(筑摩書房/日本文芸大賞自伝優秀賞受賞)、「裸足の旅は終らない」(学習研究社)、「暮らしに生かす江戸の粋」(集英社be文庫)など、多数の著書がある。

■SHOES DESIGNER 高田喜佐 ザ・シューズ展

 会期:2013年4月18日(木)〜7月2日(火)
 会場:神戸ファッション美術館
 住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1
 TEL:078-858-0050
 開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
 休館日:水曜日
 入館料:一般 500円 小中高65歳以上 250円
 ※同館入館者は「神戸ゆかりの美術館」を無料で観覧可。
 ※「小磯記念美術館」は入館券の半券提示により団体料金で入館可。
 ※上記料金で特別展示とベーシック展示の両方をご覧頂けます。
 http://www.fashionmuseum.or.jp/