向後の7日株:長期上昇トレンドの初動か。業績好調の音声認識株(246X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

フュートレック(2468)が今日の注目銘柄!

音声でスマホを操作するNTTドコモの「しゃべってコンシェル」の成長を期待し、同社に注目します。同サービスの採用機種拡大を追い風に、基幹となる音声認識ソフトを手掛ける同社の13年3月期第3四半期の連結経常利益は8.84億円と、前年同期の3.87億円から、2倍強に拡大しました。また、通期でも8.50億円と経常最高益を見込んでいます。

ちなみに、第3四半期の音声認識・UIソリューション事業分野の売上高は18.78億円(前年同期比80.9%増)でした。ランニングロイヤルティによる収入はスマートフォンへのシフトが進む中、前四半期より回復傾向が続き、NTTドコモの2012冬モデルのスマートフォンにプリインストールされた「しゃべってコンシェル」アプリに、vGate ASRシリーズのミドルウエアライブラリを提供したことも寄与しました。

ところで、音声認識技術はスマートフォンなどで急速に採用が進んでいますが、応用技術の開発などによって情報通信端末向けにとどまらず、今後の市場拡大余地が大きいのです。同社の音声認識技術はノイズリダクションに優れ、雑音のある場所でも高い認識力を保つことができることが業務ソリューションにおいては大きな強みとなるということです。

実際、金融機関や製薬企業では、営業担当者がタブレットなどで営業日報を書くケースが増えているそうです。街頭アンケートでも、タッチパネルは長文の入力が難しく、アンケートの回収率が悪くなる原因になっています。そこで、同社の音声認識できる閲覧ソフトが広がれば、音声認識を活用したウェブサービスが一段と充実する可能性があるのです。

最後に、4月1日の株価は前週末比137円(10.46%)安の1173円と急落しましたが、3月29日に昨年12年10月31日の1290円を上抜けたため、中長期的な上昇トレンドが発生しているとの認識です。特に、月足ベースの一目均衡表でも「3役好転」が実現しており、現在は、長期上昇トレンドの初動とみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。