日経平均週足チャート(1年)。緑が13週、赤が26週、青が52週の移動平均線(出所:株マップ)

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 東証一部の騰落レシオ(25日移動平均)は3月29日現在118.31%でした。前週の133.49%から低下しました。低下は3週ぶりのことです。また、3月22日の信用評価損益率はマイナス1.30%で、前週のマイナス0.86%から悪化しました。悪化は5週ぶりのことです。

 一方、日経平均の26週移動平均線(29日現在、1万384.63円)は20週連続で上昇しました。

 13週移動平均線(同、1万1493.95円)は19週連続で上昇です。29日時点において、日経平均は26週移動平均線も13週移動平均線も、共に上回っています。また、13週移動平均線・26週移動平均線共に上昇しています。基調は完全に上昇です。

 しかし、29日現在、13週移動平均線との乖離率は7.86%(前週は8.81%)と2週連続で10%を下回りましたが、26週移動平均線とのそれは19.39%(同20.39%)と引き続き超過熱状態です。

 信用評価損益率が5週ぶりに悪化し、騰落レシオが3週ぶりに低下したことから、東京株式市場は上昇一服となる可能性が出たようです。ただし、相場の先高観は強く、3月21日の1万2650.26円をブレイクするようなら、まずは心理的節目の1万3000円が視野に入ると見ておく必要はありますね。

 一方、下値メドは3月18日の安値1万2220.63円です。これを割り込むと、次のメドは3月の日経225のSQ値は1万2072.98円です。SQ値を下回ると、3月4日の安値1万1613.59円が視野に入るでしょうが、相当な悪材料が飛び出さない限り、3月の日経225のSQ値1万2072.98円が押し目限界と考えておけばよいでしょう。

足元の経済指標が悪いのは当たり前

 それはさておき、あなたが株式投資で成り上がりたいのなら、大量の相場の肥やしになるためのカモが必要であることは忘れてはいけません。

 このカモは、一般的には「曲がり屋」とも呼ばれています。多くの場合、このカモはネギの代わりに的外れな相場観や、経済・景気認識をしょって相場に参加しています。そして、その間違った相場観や経済・景気認識に基づいて投資をするから曲がり、そして損失を抱えるのです。

 ところで3月29日、株式市場の一部では日経平均が、ほぼ5年ぶりに10年移動平均を上回ったことが話題になっていました。過去10年間で株を買った投資家が、平均的に評価益状態になったのです。非常に喜ばしいことです。

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