向後の7日株:本格的なリバウンド開始!?民法改正で機関保証への期待高まる!(851X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

アイフル(8515)が今日の注目銘柄!

民法改正と自民党の選挙公約、日銀による積極金融緩和による調達金利の低下、そして、「アベノミクス」効果による景気回復・貸倒れリスクの低下、さらには、雇用情勢回復による顧客・貸付金増加期待で、同社に注目します。ちなみに、同社では各金融機関と個人向け無担保ローン、法人・個人事業者向けの事業性ローンにおいて、保証提携を行なっています。

民法の契約ルールの見直しを進めてきた法制審議会の部会は2月26日、法改正の中間試案を決めました。金融機関が中小企業に融資をする際に求める個人保証について、経営者だけに限る方向です。保証人になった家族らが自己破産などに追い込まれるのを防ぐためです。こうなると、「機関保証」への市場の関心が高まる見通しです。機関保証とは、保証料を支払うことによって法人が連帯保証人の役割を果たす制度です。保証を請け負う法人には保証機関(信用保証協会などの団体)・保証会社(信用保証会社)があります。

また、昨年の総選挙で圧勝した自民党は、「適正な規模の小口金融市場の実現と真の返済困難者の救済」を主要の政策のひとつとして掲げています。上限金利規制、総量規制といった小口金融市場に対する過剰な規制を見直すことによって利用者の利便性を確保するということです。

一方、日本貸金業協会が発表した今年1月の国内消費者向け無担保貸出は2225億円と、前年同月比+9.8%です。業態別では消費者金融業態で+23.8%、クレジット業態等で+3.1%でした。このような環境下、同社の13年3月期第3四半期連結業績は、営業収益は758.63億円(前年同期比12.6%減)と2桁減収ながら、営業利益は231.59億円(同46.6%増)、経常利益は245.23億円(同60.7%増)、四半期純利益は294.00億円(同73.7%増)でした。

テクニカル的には、調整一巡感から本格的なリバウンドに入るとの認識です。具体的には、株価は1月9日の769円から調整は3月21日の454円で底入れしたとみています。日足ベースの一目均衡表では雲(上限は28日時点で598円)を既に上抜け、遅行スパンも好転し、転換線(同、551円)と基準線(同、551円)との好転で、「3役好転」も目前です。

また、週足ベースでは、今回の調整局面では、26週移動平均線(同、451円)と週足ベースの一目均衡表の基準線(同、451円)が強力なサポートだったことが確認できたことに加え、株価は既に13週移動平均線(同、590円)を上抜きました。これで、中期的な値幅調整は完了したとみるのが妥当でしょう。

目先の最低目標は1月9日の769円との「ダブル・トップ」形成であり、ネックラインの3月21日の454円を割り込むまでは中期的には、弱気になる必要はないと考えています。

むしろ、769円ブレイク後のスケールの大きい上昇相場の到来を期待したいところです。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。