日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸社長が最近の業績不振について、新聞のインタビューに「驚きを提供できなかった」などと答えていたが、ネットでは「充分に驚かされている」、などの声が出ている。

それは、朝食のセットメニューを注文すれば、ヘアトリートメントやスキンケア用品が付いてくる、という2013年4月のキャンペーンが始まるからだ。

「嬉しい気持ちで一週間を過ごしていただきたい」

マックは13年4月8日から4月29日の毎週月曜日に「月曜朝は、セットでもらえる」キャンペーンを開催する。「朝マック」のバリューセットを注文すれば、4月8日はクラフトフーズのガム、4月15日はロレアルのヘアトリートメント、4月22日は資生堂のスキンケア用品、4月29日はコカ・コーラの缶飲料がオマケで付いてくる。

マック広報に話を聞くと、

「朝にもらって嬉しいグッズを集めました。週の始めの朝に食事をして、グッズをもらって、嬉しい気持ちで一週間を過ごしていただきたいと考えています」

各企業とコラボをして提供する商品を選んだという。

ただしネットでは、ガムについては「焼肉屋か?」、ヘアトリートメントやスキンケア用品は「食欲が無くなるのでは?」、缶飲料は「セットに飲料が付いているのに?」、などと評判は芳しくなく、なぜこのようなものを景品に付けるのかと疑問の声が出た。

こうしたキャンペーンは当然、原田社長が承認しているはずであり、キャンペーンの意図は、13年3月28日付の日本経済新聞朝刊に掲載されたインタビューに隠されている、などとネットで取り沙汰された。

「マックはいったい何がしたいの?」の声も

インタビューはマックの業績が低下していて、13年に入っても既存店売り上げの2ケタ減が続いている原因は何か、というのが骨子で、原田社長はこう答えている。

「我々の想像力が落ち、顧客に驚きを提供できなかったことだろう」
「消費者が『いいね』と思うくらいの販促や商品ではダメで、『グレート!』とか『ワオ!』というインパクトを与えないと」

そして、「夏に大きなプロジェクトを仕掛ける」としているのだが、この4月のキャンペーンはその前哨戦に違いない、といううがった見方も出ている。

とはいっても、朝食にヘアトリートメントやスキンケア用品が付いてくるというのは、仕掛けにもほどがあるとして、

「マックは一体何がしたいのか?」
「なんで本業で勝負しないんだよ!いつも斜め上行きすぎw」
「他社企業の販促サンプル持ち出して、『どうだ、こんなオマケ付いてるぞぉ お得だろろぉ』ってドヤ顔されても・・・」

といった書き込みが、ネットの掲示板やブログに出続けている。