東京都、新たな『液状化予測図』公開--「液状化の可能性が高い地域」拡大

写真拡大

東京都は27日、新たな「東京の液状化予測図」を公開した。

東日本大震災を受けて2011年度より見直しを進めてきたもので、改定は17年ぶり。

今回の見直しに当たり、従来の約1.5倍となる約2万本の地質データを用いて地下水位や砂層の分布状況などを詳細に把握したほか、東日本大震災において液状化現象が多数発生した地域では、新たに地質調査を行った上でそのデータを基に判定方法を検証した。

予測図では、震度6弱の巨大地震を想定し、「液状化の可能性が高い地域」をピンク色、「液状化の可能性がある地域」を黄色、「液状化の可能性が低い地域」を緑色に色分けして表示。

このうち、「液状化の可能性が高い地域」は、23区東部や大田区など14区で約68平方キロメートルとなり、従来と比べて約4平方キロメートル広がった。

「液状化の可能性がある地域」は、23区7市の約202平方キロメートルとなり、従来より約30平方キロメートル増えた。

また、足立区、江戸川区、葛飾区の3区において、「液状化の可能性が高い地域」が区域の3割以上に上ることがわかった。

予測図は、東京都土木技術支援・人材育成センターのホームページに掲載。

住所による検索が行えるほか、予測に使った地盤の解析データや地形の変遷に関する図面も閲覧できる。