向後の7日株:チャート劇的改善!アベノミクス効果による自動車販売底入れ期待で選ぶダイカスト株!(585X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

リョービ (5851)が今日の注目銘柄!

米国ではFRBによるQE3などによる超低金利政策が奏功し、住宅市場の底入れの兆しがみられています。当然これは、米国での自動車販売に寄与するはずです。一方、国内ではアベノミクス効果で高級車中心に販売底入れが十分期待できる状況です。
さらに、円安も足元の影響も業績に対し追い風になるはずです。
これらのことから、売り上げの7割強を占めるダイカストの出荷量が今後劇的に伸びることを期待して、同社に注目します。

なお、ダイカストとは、精密な金型に、溶かしたアルミニウム、マグネシウム、亜鉛など非鉄金属の合金を、高速、高圧で注入し、瞬時に成形する技術および製品のことをいいます。

同社は、1943年にダイカストメーカーとして出発し、独自の技術を培いながら、自動車をはじめ電機・通信などさまざまな産業分野の構成部品をつくり出しています。また、その技術と経験を生かし、印刷機器、パワーツール、建築用品などの完成商品分野へ事業を展開しています。

1月31日に発表した13年3月期第3四半期決算では、ダイカスト事業は、中国での生産拡大や、米国での受注が堅調であったことから前年同期に比べて増収となったものの、固定費の増加や製品単価の下落などにより利益率が低下し、減益となりました。また、印刷機器事業は、国内販売は増加したものの、海外からの受注が低迷していることから輸出が伸びず、売上高が減少し、損失が拡大しました。
ただし、この足元の苦戦は株価に織り込み住みと考えます。

ちなみに、印刷機器事業については、1月23日に、三菱重工印刷紙工機械株式会社との業務提携を発表しました。この提携により、競争力を高め、事業規模の維持・拡大と経営基盤の強化をはかるとのことです。このアライアンスの強化もポジティブに評価します。

日足チャートは、出来高を伴った26日の上昇により、5日移動平均線(26日現在、221円)と25日移動平均線(同、220円)がゴールデンクロスを達成しました。さらに、日足ベースの一目均衡表では、転換線(同、224円)と基準線(同、223円)が好転し、26日終値231円は雲(下限は同、224円)に突入しました。このように日足チャートの絵面は、劇的に改善しつつあります。

今後、週足ベースの一目均衡表の転換線(同、235円)と雲上限(同、245円)を終値ベースで明確にブレイクできれば、中期的な上昇トレンドが鮮明に現れるとみています。短息チャートが改善中のため、中期的な上昇トレンド発生の確度は非常に高いと考えています。
さらに、12年3月期末の1株純資産453.03円から、現状株価(231円)は、PBRで0.51倍に過ぎず、資産面での出遅れ感が顕著な点も魅力です。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。