増えつつある投資用物件の情報は信用できるのか




昨年末に自民党政権となってから、不動産業界が活気を帯びているそうです。投資用の土地、物件が注文され、取引が活発になっているとのこと。プロの目に触れるものだけでなく、最近はネットにも情報が流れています。これらネット上の投資用物件は「大丈夫」なものなのでしょうか?

不動産デベロッパーに話を伺いました。



■ネット上の投資用物件をどう見るか?



――最近ではネットに投資用物件として情報が上がるようになっています。これらは素人が手を出して大丈夫なものですか?



正直、慎重に考えるのがよいと思います。



――その理由を教えてください。



まず、本当においしいと思う物件であれば、一般に公開する前に業界内で処理されているはずという考え方ですね。利回りが良い、また会社に十分な利益をもたらすものであれば、個人の投資家を募るよりも法人が投資しますので。



――おいしい投資用物件は個人には回ってこないということですか?



100%ないといえないのも難しいところなんです。不動産会社が考える利回りより、個人が考える利回りの方が低い物件であれば市場に出回る可能性はあります。ただ、これが必ずしもおいしいといえる物件かは分かりません。



■中古マンションは屋上を見る!?



――投資用物件には素人は手を出すべきでないと思いますか?



もしどうしてもというのでしたら、やはりプロに手伝ってもらうのがいいです。例えば、投資用に「中古マンションを一棟購入」という案件があったとします。



素人ですと、そのマンションをどう評価していいかも分からないでしょう。また、提示されている価格が適正かどうかの判断もつかないのではないでしょうか。



――どういったところを見るべきなのでしょうか?



一例を挙げましょう。中古物件ではやはり経年変化の部分です。マンションでしたらまず屋上を見ましょう。屋上の防水をきちんとやっているかどうか、これが実はとても重要で、面倒くさいことなんです。これがいい加減な物件は後々大変なことになります。



――あえて個人の投資を募る物件はないのでしょうか?



それはあり得ます。例えば、個人の方がより高い価格で購入することが想定できる場合です。特殊なデザインの家とか、あるいは別荘などは、個人の方が対象になるでしょうね。その場合でも、投資したときのリスク、リターンをきちんと計算しましょう。



もし少しでも「?」と思ったら引き返すことです。



●ネット上のおいしい投資物件には慎重に!

●リスクとリターンの計算をしっかり

●中古物件の場合は経年リスクを見る



ということのようです。「投資物件にはくれぐれも慎重に」というのがプロからのアドバイスです。







(高橋モータース@dcp)